投稿日: 2014.04.06 00:00
更新日: 2018.02.16 22:52
更新日: 2018.02.16 22:52
ARTA NSX CONCEPT-GT、2輪交換作戦で8位入賞
(ARTA Project プレスリリース)
第1戦 岡山 決勝レポート (GT500)
現状での全ての力を出し切りポイント
チームは昨日の予選でマシンが跳ねる症状が出ていたため、セッティングの大幅な見直しを行った。今朝のフリー走行でそのバランス確認を行い、セッティングの方向性の正しさを確認した。
松浦にとってスタートドライバーは久しぶりだったにもかかわらず、上手いスタートを切り、1周目は9番手で戻ってきた。ペースは非常に良かったが、気温がとても低かったため前車を抜くのは非常に難しく、順位を保ったまま周回を重ねた。15周を過ぎたあたりから雨が降り始め、レインタイヤに交換するチームもいたが、チームは雨雲レーダーの様子から雨がすぐに止むと判断、そのまま走行させることになった。
予想通り24周目には雨は止み、松浦は7番手までポジションを上げることに成功。さらに前方で他車の接触があり、ポジションをひとつ上げた。この頃からルーティンのピットインが各車始まり、38周目にピットインするまでに3番手までポジションを上げ、日本でのデビューレースになるヴィタントニオ・リウッツイにバトンを渡した。
チームはここでギャンブルに出る。ピット作業の時間を短くするため、左側2本だけタイヤ交換を行い、リウッツイは7番手でコースに復帰。ペースは他車と比べて悪く無い。しかし、60周目を過ぎたあたりからタイヤのグリップが落ち始め、62周には8番手に落ちてしまったが、その後は最終ラップまで安定したペースで走行することができ、幸先良いポイントゲットとなった。
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