更新日: 2018.02.17 02:19
BRZ、SGT第5戦富士でポール・トゥ・ウイン飾る
SUBARU BRZ GT300、富士でポールトゥフィニッシュ
SUPER GT Round 5 Race Report
開催日 2014年8月9日(土)~10日(日)
開催地 富士スピードウェイ(静岡県小山町)
レース FUJI GT 300km RACE 4.563km x 66周 参加台数 : 24台(GT300)
天候 9日 : 曇り 10日 : 雨 観客数 : 45,000名
8月10日(日)に富士スピードウェイにおいてSUPER GT第5戦FUJI 300kmレースの決勝が行われ、予選クラス1位の#61 SUBARU BRZ GT300(佐々木孝太/井口卓人)が今季初優勝を果たしました。
【土曜日】
午前中の練習走行でも速いタイムを連発していたSUBARU BRZ GT300でしたが、午後2時からのQ1セッションでも井口卓人は危なげない走りを見せていました。「トラフィックがクリアでない周回だったのですが、井口がポンと良いタイムを出してくれたので、Q1はそこで終わりにしました」とSTI総監督の辰己英治は語っています。
Q2は佐々木孝太がタイムアタックに臨みました。R&Dスポーツのピット前に陣取ったSUBARUファンシートからは、コウタ、コウタというかけ声が聞こえます。その期待に応えるように、佐々木は1分38秒419のスーパータイムを記録します。がしかし、直後に#31 PRIUSがそれと同タイムを出して横に並びました。佐々木は、渾身の力で再アタックに挑み、さらに0.16秒短縮するベストタイムをマーク。今季2度目のポールポジションを確定しました。
佐々木は、「Q1で#55が速かったので、追いつけないかもしれないと思いました。しかし、井口の情報からタイヤ内圧を調整し、最後まで集中を切らさなかったのでベストタイムが出せました」と語っています。