更新日: 2018.02.17 11:05
JP、SUGOは苦しい展開も王座の権利残し最終戦へ
2015.10.17~18
SUPER FORMULA Round 6
SUGO Race Result Report
LENOVO TEAM IMPUL
No.19 J.P de Oliveira(ブラジル)
No.20 Andrea Caldarelli(イタリア
苦しいレースとなるもJPがタイトルの可能性残し最終戦へ
前戦のオートポリス以来約1ヶ月ぶりのSUPER FORMULAは、先日SUPER GTでも見どころたっぷりのレースが繰り広げられたスポーツランドSUGOで行われました。今回のレースを含めていよいよ今季のレースも残すところあと2戦。ここSUGOでのレースは、チャンピオン争いも佳境に入り、非常に重要なレースとなりました。
■10/17(土)公式予選
Q1 13:45-14:17 天候:晴れ コース:ドライ 気温:19度 路面温度:29度
Q2 14:28-14:35 天候:晴れ コース:ドライ 気温:20度 路面温度:32度
Q3 14:45-14:52 天候:晴れ コース:ドライ 気温:20度 路面温度:31度
東京都内では降雨、または曇天となっていた搬入日の金曜日~土曜日でしたが、スポーツランドSUGOがある宮城県は金曜から晴れ間が広がり、予選日は爽やかな秋晴れとなりました。LENOVO TEAM IMPULは特に19号車のジョアオ・パオロ・デ・オリベイラがランキング3位に付けているものの、ランキングトップとのポイント差もあったため正念場のレース、非常に緊張感のあるピット内の雰囲気の中、予選は始まりました。
20分間の全19台中、14台に絞られるQ1は13時45分に開始されました。開始早々の4分が経過したところで、他車がスピンしコース上を塞いでしまったため赤旗が提示されます。残り時間16分10秒でQ1再開。しかし、その約2分半後に、コースアウトしたマシンがあったため、再び赤旗が提示。残り13分39秒で再開し、残り時間7分をきるところでアタックに入っていきました。ここでオリベイラがコースレコードとなる1.05.637のタイムを出し、トップに浮上。この後、オリベイラを超えるタイムは出ずにQ1をトップで通過しました。20号車のアンドレア・カルダレッリは1.05.948のタイムで7位でQ2への進出を決めました。7分間で行われるQ2は、Q1での2度の赤旗中断があったため開始が遅れて始まりました。2台揃ってのQ3進出を目指し、アタックを行っていきますが、オリベイラは1.05.340で4位に食い込み危なげなく最終Q3へ駒を進めるも、カルダレッリは1.05.838でQ3へ進めるボーダーラインをさまよい、1.05.838のタイムで結局10位に終わりQ3進出はなりませんでした。
Q3はQ2と同じく7分間で行われました。コース幅が狭く、レースでのオーバーテイクも容易ではないため、オリベイラはこのQ3でPPないしは上位グリッドを獲得し、翌日の決勝レースのスタートを切りたいところ。しかしランキング上位が順当にQ3へ進み、激しい最終セッションとなることが予想されました。Q3開始後約1分半のところでオリベイラも他車に混じりコースイン。チェッカー後もただ1人アタックを続けますが、1.05.344で6位に終わり、決勝レースはサードローからのスタートとなりました。