更新日: 2018.02.17 11:35
Porsche Team KTR、今季最高位の6番グリッド獲得
プレスインフォメーション
2015年11月14日
スーパーGT GT300クラス:第8戦 もてぎGT250km予選
雨の予選で今シーズン最高位の6番グリッドを獲得
ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)は、KTRおよびエクセレンスインターナショナルと共にPorsche Team KTRとして参戦する2015年のスーパーGT GT300クラス第8戦(ツインリンクもてぎ)の予選において、今シーズン最高となる6番グリッドを獲得し、今シーズン最高位から決勝レースをスタートすることになりました。
天気予報通り、夜半から降り続く雨により土曜朝のツインリンクもてぎの気温はようやく2桁に届くかという寒さ。そんな中に行われた午前中のフリー走行は予定通り9時50分にスタート。雨は弱いながらも水しぶきが上がるコンディションの中、まずは坂本裕也がコースインし周回を重ねる。ライバルたちが早くもタイムアタックに突入する中、Porsche Team KTR の911 GT3Rはじっくりと時間を掛けて予選セットを探っていく。ひとたびセットの方向性が決まると坂本はトップと遜色ないタイムを記録し続け1分57秒188で5番手につけ山下健太に交代。変わった山下も坂本と同様に57秒台の安定したタイムでラップを重ね、7位で朝のフリー走行を終えた。
GT300クラスの予選Q1が14時に開始されると全車両が一斉にコースイン。Q1を担当した坂本は最初のアタックで3番手となると、1ラップ間を空けてのセカンドアタックで1分59秒205を記録する。3度目のアタックでは続けてセクターべストを出すも、ヘアピンで下位車両に引っ掛かりタイムアップは叶わず。その後、ランキング上位のライバルたちがアタックを始めると徐々に後退していくが、なんとか13番手に踏みとどまり、今シーズン2度目のQ2進出を決めた。
GT500のQ1を挟んでGT300のQ2が始まったのは14時15分。雨が強くなり始める中、全13台のうちPorsche Team KTRを含む12台がユーズドタイヤを選択していた。時間の経過ととも雨脚は激しくなっていく中、山下は最初のアタックで2分03秒794で4番手のタイムを叩き出す。その後も状況は悪くなる一方で他の車両と間隔をあけて記録更新を目指すが、ハイドロプレーニングが起きていると山下から無線で報告が入る。これ以上の走行は危険とチームは判断し911 GT3Rをピットに呼び戻す決断を下すが、全車両がタイムアップをすることができず。この結果、日曜の決勝は今シーズンベストの6番グリッドからスタートすることとなった。
坂本裕也のコメント:
「雨が降り911GT3Rに有利なコンディションなので、もう少し良いポジションでQ2に進めるかなと思っていました。コースインしてみると午前中のプラクティスとはだいぶフィーリングが違い戸惑いましたが、最低限の仕事はできました」。
山下健太のコメント:
「最終戦でベストグリッドを獲得できたのは良かったのですが、アタック前に天候が悪化しQ2が終わってしまったので不完全燃焼というのが正直なところです。もっと早いタイミングで勝負していればと悔いが残るので、この気持ちを明日の決勝にぶつけます」。