スーパーGTニュース

投稿日: 2015.09.20 00:00
更新日: 2018.02.17 10:28

ホンダ松本氏「明日は優勝できる可能性が高い」


SUPER GT Round 6
スポーツランドSUGO

#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT(山本尚貴/伊沢拓也組)がフロントローを獲得
#64 Epson NSX CONCEPT-GT(中嶋大祐/ベルトラン・バゲット組)も3番グリッドから優勝を狙う
GT300クラスでは、#55 ARTA CR-Z GT(高木真一/小林崇志組)がポールポジションを獲得

2015年9月19日(土)・予選
会場:スポーツランドSUGO(3.704km)
天候:晴れ  気温:26℃(13:30時点)
路面温度:33℃(13:30時点)
コースコンディション:ドライ

 9月19日(土)、宮城県仙台市近郊のスポーツランドSUGOにおいて、2015 オートバックス SUPER GT第6戦「SUGO GT 300km RACE」が開幕し、公式予選が行われました。

 長期間にわたって強い雨が降り続き、東日本に甚大な被害をもたらした豪雨もようやく収束し、この日の宮城県は晴れ間が広がりました。

 午前9時に始まった公式練習では、明け方に降った雨の影響でコースの一部が湿っていたため、審査委員会はレインタイヤの使用を認めるウエット宣言を行いました。ただし、セッションが始まる頃にはほとんど走行に影響がない状態までコンディションが改善していたため、多くのチームはドライ用のスリックタイヤを装着してコースインしました。

 ここでは#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT(山本尚貴/伊沢拓也組)が1分12秒295をマークしてトップに立ちました。また、#15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT(小暮卓史/オリバー・ターベイ組)は5番手、#64 Epson NSX CONCEPT-GT(中嶋大祐/ベルトラン・バゲット組)は7番手、#8 ARTA NSX CONCEPT-GT(松浦孝亮/野尻智紀組)は9番手、#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT(塚越広大/武藤英紀組)は11番手で、予選に向けて準備を整えました。

 GT500クラスの公式予選は午後1時50分に始まりました。Q1を担当するドライバーは、#8 ARTA NSX CONCEPT-GTは野尻選手、#15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTは小暮選手、#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GTは塚越選手、#64 Epson NSX CONCEPT-GTはバゲット選手、#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTは山本選手となります。

 セッション開始の時点ではすでにコースは乾いていましたが、各チームともコンディションの改善を待ち、セッションが始まってもすぐにはコースインしませんでした。

 午後1時56分を過ぎるとアタックを始めるチームが現れます。Honda勢でも#15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTや#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTなどがコースインし、ほどなく全車がタイムアタックを開始しました。

 午後2時2分、山本選手が乗る#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTはいち早く1分12秒を切る1分11秒927をマークし、トップに浮上します。間もなくライバルの1台がこれをわずか0.014秒上回るタイムでトップに立ったため、#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTは2番手となりました。ただし、これ以降はこの記録を破るチームが現れなかったため、#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTは2番手でQ1を突破することとなりました。

 これに続いたのは#15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTの6番手で、さらに#64 Epson NSX CONCEPT-GTは8番手で、それぞれQ2進出を果たしました。一方、#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GTは9番手、#8 ARTA NSX CONCEPT-GTは10番手で、この段階で決勝のスターティンググリッドが確定しました。

 Q2は午後2時42分から12分間にわたって行われました。このセッションを担当するドライバーは、#15 ドラゴ モデューロ NSXはターベイ選手、#64 Epson NSX CONCEPT-GTは中嶋選手、#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTは伊沢選手となります。

 ここでは伊沢選手が1分11秒819を記録して2番グリッドを獲得。そして中嶋選手も1分12秒049で3番グリッドを手に入れました。また、ターベイ選手は8番手のタイムをマークしました。

 一方のGT300クラスでは、Q1を3番手で通過した#55 ARTA CR-Z GT(高木真一/小林崇志組)がQ2で1分19秒107のベストタイムを記録。ポールポジションから明日の決勝に挑むことが確定しました。

 300km、81周で繰り広げられる決勝レースは、明日の午後2時にスタートが切られます。


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