更新日: 2018.02.16 02:43
ポルシェジャパンの2012年モデル受注開始
プレスインフォメーション\t2011年6月01日
911モデルレンジの大幅な価格の見直しに加え、新たに3モデルを追加
ポルシェ ジャパン2012年モデル 受注開始
ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂登志明)では、ポルシェ 911モデルレンジ、ボクスター/ケイマン モデルレンジ、パナメーラ モデルレンジ、カイエン モデルレンジ 2012年モデルの受注を、全国のポルシェ正規販売店において6月1日(水)より開始いたします。また、ポルシェ ジャパンでは、2012年モデルより全車種においてETCを標準で装備いたします。
911モデルレンジでは価格を大幅に見直し
ポルシェ ジャパンでは、2012年モデルの導入に伴い、標準装備の変更などを行うことなく911モデルレンジの価格見直しを行いました。デビューから40年以上を経た今日においてもハイパフォーマンス スポーツカーのベンチマークとして世界中のマーケットで高い人気を誇る911が新価格により、さらに魅力的になりました。
「カレラ」の頂点に立つ911カレラ4GTS
911カレラ4 GTSクーペとカブリオレは、インテークマニホールドの最適化によりカレラ シリーズで最高性能を誇る300kW(408PS)を発生します。新たに採用されたインテークシステムは最高出力の向上だけでなく、低・中回転域でのトルク特性に優れ、追い越し時の加速性能とレスポンス向上にも寄与しています。4つの駆動輪は、インテリジェントなポルシェ・トラクション・マネージメント(PTM)で制御され、標準装備の機械式リミテッド・スリップ・リアディファレンシャルがカレラ4 GTSのドライビングダイナミクスをサポートしています。
911カレラ4 GTSでは、ハイグロスフィニッシュのリムフランジを持つブラック塗装のセンターロック式19インチRSスパイダーホイールや305/30 ZR 19のリアタイヤなど、これまでのGTSモデルと同様のディテールを数多く備えています。スポーティなサウンドを奏でるスポーツエグゾーストシステムではブラックにペイントされたテールパイプアウターシェルが、リアビューに独自の趣きを与えています。
室内に目を向けると、レザーインテリアに加え、GTSモデル専用の装備として、センターセクションにブラックのアルカンターラを配したスポーツシート、ステアリングホイールのリム、シフトレバー、パーキングブレーキレバー、ドアハンドル、ドアポケットのカバーとエクステンションが標準装備となります。
ケイマンSに特別限定モデル「ケイマンS ブラックエディション」が追加
さらなるパフォーマンスと特に多彩な装備を誇るケイマンS ブラックエディションに搭載される3.4リッター水平対向6気筒エンジンは、ケイマンSに比べて最高出力が7 kW( 10 PS)アップし、243kW (330PS)/7,400rpm(従来より200rpm増)を発生します。最大トルクは370 Nm /4,750 rpmを保っています。
ケイマンS ブラックエディションには、ケイマンSに標準装備されるホイールよりも1インチ大きくなりフロントには235/35 ZR 19、リアには265/35 ZR 19のタイヤが装着されます。
また、ダイナミックコーナリングライトとLEDによるウエルカムホームライトを備えたバイキセノンヘッドライトや、レインセンサー内蔵の自動防眩ルームミラーおよびドアミラーなどが標準装備となりました。運転席と助手席はブラックのパーシャルレザーシートで、ヘッドレストにポルシェ クレストがあしらわれ、クライメートコントロールにより快適な室内環境が維持されます。ケイマンS ブラックエディションはスポーツデザイン ステアリングホイールを備え、クルーズコントロールにより、一定速度での走行がより快適かつ経済的に行えます。
ダッシュボードトリム、シフトレバー/セレクターレバートリム、メータパネルのダイヤルもカラーコンセプトに基づきブラックとなっています。“Black Edition"の文字が刻まれたステンレススチール製ドアエントリーガードとグローブボックスリッドにはシリアルナンバー入りプレートがあしらわれています。
グランツーリスモ・モデルレンジの新たなトップモデル、パナメーラ ターボS
パナメーラターボSは、パフォーマンスと効率、ドライビングダイナミクスと快適性を独自の方法で両立させています。ツインターボを備えた4.8リッターV型8気筒エンジンは、すでにパワフルさで定評のあるパナメーラターボのエンジンを10パーセント、すなわち37kW(50PS)も上回る550PS(410kW)を発生します。同じく最大トルクも700Nmから750Nmへと増加しています。標準装備されるスポーツクロノパッケージ・ターボで「スポーツ」モードおよび「スポーツ・プラス」モードを選択した場合や、ノーマルモードでキックダウンを行った場合は、オーバーブースト機能により800Nmものトルクが発生します。
ローンチコントロール作動時には静止状態から100km/hまでわずか3.8秒で加速し、最高速度は306km/hにも達します。パフォーマンスの向上にもかかわらず燃料消費量は「ポルシェ インテリジェントパフォーマンス」によりパナメーラ ターボと同等に抑えられています。100kmあたりの 燃料消費量は11.5リッター(NEDC)で、専用開発された転がり抵抗を最適化したミシュラン製19インチ タイヤ装着時の燃料消費量は11.3リッターにまで減少します。
また、パナメーラの新たなフラッグシップは、ラグジュアリークラスの頂点にふさわしく、驚くほど充実した装備レベルを誇ります。たとえば、ポルシェ・ダイナミックシャシー・コントロールシステム(PDCC)はコーナリング中のロールを事前に察知し、大幅に低減させるアクティブ制御のロール抑制システムで、俊敏性と快適性を同時に高めます。ポルシェ・トルク・ベクトリングプラス(PTV Plus)は、電子制御リアディファレンシャルとの組み合わせにより、優れたトラクションが発揮され、あらゆる路面状況において俊敏性が向上します。
ステアリングには車速感応式のサーボトロニックが採用されています。同じく標準装備のスポーツクロノパッケージ・ターボは、サスペンションとパワーユニットの調整を行い、「スポーツ・プラス」モードが選択されるとそれらをいっそうスポーティな設定に切り替えます。そしてスポーツエグゾーストシステムは、よりエモーショナルなエンジンサウンドを実現します。
20インチ ターボII ホイールと拡大されたリアトレッド、ポルシェ エクスクルーシブによるサイドスカート、そしてボディカラー同色塗装仕上げの可変式2ピースリアスポイラーは、極めてスポーティなパフォーマンスと外観を生み出します。高級感とスポーツ性の融合は、ツートンカラーレザーインテリアにも取り入れられています。専用カラーとしてブラック/クリームの組み合わせが新たに用意されるほか、アゲートグレー/クリームも追加される予定です。