更新日: 2018.02.23 16:19
ヨコハマ、15年も国内外で幅広くMS活動展開
2015年03月03日
横浜ゴム、2015年モータースポーツ活動計画
横浜ゴム(株)は2015年のモータースポーツ活動計画を発表した。タイヤ事業のグローバル展開の一環と位置づけ、国内外での幅広いモータースポーツ活動を通して、ヨコハマタイヤの認知度向上を図っていく。また、自動車産業およびモータースポーツマーケットの成長発展・活性化に貢献していく。
主な活動計画は以下の通り。
FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)
2006年からオフィシャルタイヤサプライヤーを務め、2010年からはオレンジオイル配合技術により優れたグリップ性能を維持しながら環境性能を高めたADVANレーシングタイヤを供給している。2015年まで10年連続の供給が決定している。昨年、車両のレギュレーションが変更され、エンジンパワーの増大やエアロパーツの大型化などにより高速化されており、タイヤも総幅、外径、内径がより大きい18インチのタイヤを使用する。今年はアルゼンチンラウンドを皮切りに、欧州、アフリカ、南米、アジアと世界を転戦し、全12大会24戦が行われる。日本ラウンドは9月にツインリンクもてぎで開催される。
レッドブル・グローバル・ラリークロス
昨年からオフィシャルタイヤサプライヤーを務める「レッドブル・グローバル・ラリークロス」にワンメイクタイヤを供給する。供給タイヤは専用開発したADVANレーシングタイヤの17インチ。同レースは市販車をレース仕様に改造した600 馬力のモンスターマシンが参戦し、非常にタフでエキサイティングなレースとして世界的に人気が高い。今年はアメリカを中心に全12戦が予定され、5月31日からアメリカ・フロリダ州のタンパで開幕する。
GT・ツーリングカーレース
<SUPER GTシリーズ>
日本で最も人気のある「SUPER GT」シリーズでは、GT500クラスで「KONDO RACING」のNISSAN GT-Rと「LEXUS TEAM WedsSport BANDOH」のLEXUS RC Fをサポートする。海外のスーパーカーと日本のGTカーが鎬を削るGT300クラスでは、昨年ADVANレーシングタイヤ装着車がドライバーズチャンピオン奪還を果たしており、今年は連覇を目指して多くのヨコハマタイヤユーザー支えていく。