ラリー/WRCニュース

投稿日: 2014.06.04 00:00
更新日: 2018.02.17 00:25

ヨコハマ、今年もEV車両でパイクスピークに参戦


横浜ゴム、今年も“雲へ向かうレース”に オリジナルEVレーシングカーと低燃費タイヤで参戦

 横浜ゴム(株)は6月29日にアメリカ・コロラド州で開催されるヒルクライムレース「2014パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」にオリジナルEVレーシングカー(電気自動車)で参戦する。タイヤは優れた低燃費性能と運動性能を発揮する「BluEarth-A(ブルーアース・エース)」を装着する。

 ゼロエミッションレーシングカーと低燃費タイヤで挑む「パイクスピークEVチャレンジ」は、「走る喜びと環境との調和」「電気自動車用タイヤの研究開発」を目的としており、今年で6年連続となる。2010年と2011年には2年連続でEVの歴代最速記録を樹立し、2012は自己ベストを21秒以上短縮した。昨年はシステムエラーにより途中棄権となったが、今年はさらなる好成績を狙う。ドライバーは国内外のオフロードレースで活躍する塙郁夫選手を継続起用する。

 今年92回目となる「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」は別名“雲に向かうレース”と呼ばれ、標高2,862mのスタート地点から4,302mの頂上までおよそ20kmを一気に駆け上がり、そのタイムを競う。156の様々なコーナーに加え、気温や天候の変化が激しい過酷なレースとして知られている。

 レースウィークの現地での模様は「チーム・ヨコハマ・EV チャレンジ」専用サイト(http://www.team-yokohama-ev.jp)および「パイクスピークEVチャレンジ」公式Facebook(http://www.facebook.com/yokohama.ev.challenge)に随時アップしていく。なお、「チーム・ヨコハマ・EV チャレンジ」専用サイトでは「パイクスピークEVチャレンジ」のこれまでの軌跡を動画や写真などで詳しく紹介している。