更新日: 2018.02.23 14:53
佐藤公哉、WSR FR3.5テストで前向きな評価得る
EURONOVARacing
2013年11月26日
–佐藤公哉、WSR FR3.5テスト参加報告–
■テスト概要
開催地:スペイン(モーターランド・アラゴン:一周5.344km)
開催日:2013年11月20日(水)〜11月22日(金)
■テスト・レビュー
11月20日(天気:晴れ時々曇り/路面:ドライ)※走行なし
11月21日(天気:晴れ〜曇り時々雨/路面:ドライ)
参加チーム・ロータス:総合17番手(1分40秒741)
11月22日(天気:晴れ時々曇り/路面:ドライ)
参加チーム・ポンス:総合19番手(1分41秒328)
2013年11月20〜22日にスペインのモーターランド・アラゴンで実施されたワールド・シリーズ・バイ・フォーミュラ・ルノー3.5(WSRFR3.5)の公式合同テストに、今季のAUTO GPでシリーズランキング2位に就けた佐藤公哉(さとうきみや/24歳)がテスト2日目の21日から参加しました。
快晴の朝を迎えた21日は合計25名のドライバーが参加。もっとも、天気は下り坂で、午後のセッションでは雨粒がサーキットの路面を僅かに濡らす時間帯もありました。ロータスから参加した佐藤は同日午前、中古タイヤでサーキットやマシンの習熟に努めつつ、セッション最後にはタイムアタックのため新品タイヤを履いてコースイン。ところがタイムアタック中のドライバーが佐藤の目の前でクラッシュ、赤旗が掲示されました。セッションは残り5分で再開されたものの、佐藤はコースインせず午後のセッションに新品タイヤを温存、結果1分41秒834の21番手タイムに留まりました。
1時間のランチブレイクを挟み、佐藤は再び中古タイヤで走行開始。温存していた新品タイヤをセッション半ばに投入すると、1分40秒741と午前の自己ベストタイムを1秒以上も上回りました。セッション最後に2セット目の新品タイヤを履いてコースイン。このアウトラップのテクニカルセクションで軽くコースオフ、いったんピットガレージへ戻ってマシンをチェックしました。するとマシン底面のスキッドプレートが意外にも大きなダメージを受けている事実が判明。佐藤は安全性を考慮して走行を断念し、21日は総合17番手タイムに留まりました。