スーパーフォーミュラニュース

投稿日: 2013.07.13 00:00
更新日: 2018.02.16 17:17

大祐「チームが問題点を洗い出してくれた成果」


NAKAJIMA RACING

2013 全日本選手権スーパーフォーミュラ第3戦 富士スピードウェイ
予選速報

7月13日(土)天気:曇り
◇開幕戦から早くも3か月が経過したスーパーフォーミュラ。つい先日、世界遺産に登録されたばかりの富士山の麓にある富士スピードウェイで第3戦が開催される。

 第2戦では、2台ともリタイアという不本意な結果となり、なんとかここから流れを掴みにかかりたいナカジマレーシングは、開幕前のテストでも好調ぶりをアピール。2台揃っての上位フィニッシュを目指して、このレースに臨む。

 曇り空のもと朝のフリー走行が行われ、小暮6番手、大祐13番手で順調にセッティングを進める。

 13時50分からノックアウト方式の公式予選が開始。ノックアウト方式の予選とは、Q1は全19台が出走し、上位14台がQ2へ進出。これの上位8台がQ3へ進出し、最終的にグリッドが決定する予選方式。

 まずはQ1で大祐は8番手タイムを記録し、Q2へ進出を決めた。一方、小暮は朝の走行とは違うマシンのフィーリングに振り回され、最後のアタックでなんとか14番手タイムを記録しQ2へ。Q2では、大祐は6番手タイムを記録し、最終セッションへ駒を進めた。小暮は朝の状態にマシンが戻らず、うまく予選を進めることができないまま14番手タイムとなり、ここで予選を終えた。

 今シーズン初めてQ3に進出した大祐は、前戦までうまくかみ合わない予選が続いていたが、懸命のアタックを見せ、8番手で明日の決勝レースを迎えることになった。

◇コメント
チームディレクター:立住正幸
「予選まではうまくマシンのセットを進められていたはずなのですが、いざ予選が始まると小暮は思うようにいかなかったようです。大祐はQ3に進むことができましたが、他車も手強く、もう少し上に行くかと期待していましたが、8番手となりました。明日は、一つでも上のポジションを狙って、積極的なレースをお見せできるよう頑張ります」

#31 ドライバー 中嶋大祐
「オートポリスでのレースが終わった後、チームが一生懸命マシンの問題点を洗い出してくれました。その成果が出て、今回は走り出しから比較的良いバランスで走ることが出来ました。Q1とQ2はバランスがとても良く、Q3ではもう少し上位を狙えると思っていたのですが、Q3では若干タイムロスがあり、残念ながら8位に終わりました。データを確認したところ、風向きの変化に影響を受けてしまったようです。明日も精一杯頑張って、まずはポイントを獲得出来るようにしたいと思います」

#32 ドライバー 小暮卓史
「フリー走行からマシンの状態がよく、期待が持てました。予選に関しては思うようにマシンが走ってくれず、苦戦しました。セッティング変更が仇となり、想像以上にハンドリングバランスが悪化し、原因が追究できないまま予選が終了してしまいました。明日は苦しい順位からのスタートですが、最後まで諦めず今までで最高の走りを目指したいと思います」

◇明日の決勝レースは、14時15分より55周回で行われます。


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