更新日: 2024.02.01 16:22
フォルクスワーゲン代表を務めたヨースト・カピートが運営側アドバイザーに就任/Nitrocross
昨季2023年よりNitroRX改めナイトロクロスへとリブランドしたシリーズは、ラリークロスのルーツを超え「モータースポーツの他のどの分野にも類を見ない、独自に成長したダイナミックなカテゴリー」を目指すと宣言。創設2年目で本格的なグローバル選手権への成長を目指し、イギリスや北欧への展開も進めてきた。
すでにSNS(ソーシャルメディア)上ではWorldRX世界ラリークロス選手権やエクストリームE、そしてABB FIAフォーミュラE世界選手権を合わせたよりも大きな成長をもたらしており、改めてラヘタは、ミレニアル世代とZ世代の人口統計におけるブランド間のパートナーシップの拡大を担当する。
「このナイトロクロスは、若い視聴者がスポーツを楽しみたいと思う方法に最適なフォーマットだ」と続けたラヘタ。
「熱心なレースファンの興味を満たしながら、同時に新たな視聴者を惹きつける態勢がこれほど整っている環境は珍しい。それがナイトロクロスとそのファン、パートナーにとって何を意味するのか。本当に楽しみにしているよ」
シリーズ創設者兼初代シリーズチャンピオンのトラビス・パストラーナ(バーモント・スポーツカー)と協業し、最高出力1080PS(800kW)、0〜100km/h加速約1.4秒というフル電動ワンメイクEVの専用モデル『FC1-X』の導入を実現させたシリーズゼネラルマネージャーのチップ・パンコウは、カピートとラヘタの契約に際し「我々はモータースポーツのルールを書き換えているだけではなく、ルールを粉砕しているのだ」と、その“アティテュード”を示す。
「我々は新しいファンとつながり、新しいファンを惹きつけるための最先端の方法を絶え間なく追求している。すべてはコンテンツ、ストーリーテリング、配信から物語が始まるんだ」と続けたパンコウ。
「こうした戦略により、当社はソーシャルメディア上で最も急速に成長しているモータースポーツ分野になった。我々はこの勢いを継続し、チーム、ドライバー、パートナーが、この新世代のスポーツファンとつながるのを支援できることを楽しみにしている」