更新日: 2024.08.01 16:09
ロバンペラ、母国ラリー初制覇へ意気込み「伝説のステージもある特別な一戦」/WRCフィンランド 事前コメント
Translation:AKARAG
●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「ラリー・フィンランドは、つねにカレンダーのハイライトで、チームにとっても選手権にとっても重要な一週間となる」
「自分は過去にもフィンランドでは強さを発揮してきており、今回も事前テストを含めていいスタートを切れていると思う。またこのラリーでは、ラトビアで見られたような路面クリーニングの影響はそれほど大きくないだろう」
「上位争いをすることは充分可能だろうが、金曜日までの天候の推移には注意する必要があると思う。それでもステージは最高だし、何よりも楽しんで走ることがベストなアプローチなので、今年もとても楽しみにしているよ」
●セバスチャン・オジエ(#17 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「ラリー・フィンランドは、ドライバーならば誰もが走りたいと思う、選手権のなかでも特別なイベントだろう。また、地元のドライバーがつねにとても強いため、難しいラリーでもある」
「しかし、私はそのようなチャレンジが好きで、2年ぶりにふたたび出場したいと心から思っていた。もちろん、チームにとってのホームイベントでもあるので、チームが最高の結果を得られるように全力を尽くすつもりだ」
「ハイスピードラリーにはしばらく出場していなかったが、ラトビアでは速さを発揮することができたと思うので、フィンランドでも同じように戦えることを願っている」
●カッレ・ロバンペラ(#69 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「毎年、ラリー・フィンランドは特別な一戦だ。もちろん、自分たちのホームラリーであり、多くのファンや家族が集まる素晴らしいイベントのひとつでもある」
「いつもエキサイティングでステージはとても素晴らしいが、非常に難しくもある。オウニンポウヤのような伝説的なステージもスケジュールに含まれているので、今年はきっと素晴らしいイベントになるだろう」
「自分たちのアプローチは、今年出場してきたすべてのラリーと変わらない。目標は優勝するために最善を尽くし、チームに多くのポイントをもたらすことだ」
「自分はこれまでラリー・フィンランドで最高の成績を収めることができていないが、他のラリーと同じように戦い、ベストを尽くすよ」
●勝田貴元(#18 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「フィンランドは、いつも非常に楽しみにしているラリーです。長年フィンランドに住んでいるので、自分にとってはラリー・ジャパンとともに、第二のホームラリーのように感じていますし、昨年表彰台に立つことができたのは本当に大きな出来事でした」
「今年も昨年同様の結果を残せるように戦いたいと思っていますが、もちろん、多くの強豪ドライバーが参戦するので、そう簡単には行かないでしょう」
「前戦のラリー・ラトビアでは速さがありましたし、クルマも非常にいいフィーリングだったので、今週初めにフィンランドの道で行なった事前テストでは、それをさらに高めることに努めました。ですので、ラリーに向けては充分自信がありますし、ハードにプッシュし、楽しんで走ることが今から楽しみです」
●サミ・パヤリ(#5 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「ここ数週間、ラリー・フィンランドを本当に楽しみにしていた。TOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチームの一員として母国イベントでラリー1デビューを飾るのは、非常にエキサイティングな瞬間になるだろう」
「チームと何度か良いテストを重ねるなかで、マシンに慣れるとともにイベント出場のための準備を進めてきたが、フィンランドのステージは非常にハイスピードで、多くの難しいクレスト(丘)もあるので大きなチャレンジになるだろう」
「もっとも重要なのは、経験を積み、ラリーを完走することだろう。もちろん速さも見せたいと思っているが、最終リザルトに関して目標を設定するのは簡単ではない。最善のアプローチは、リザルトのことは考えず学びを続け、一歩ずつ進歩することだ」