更新日: 2017.04.30 13:05
ラトバラ「ツキがなかったと言える1日。マシンを改善して残る2日間に臨みたい」/WRC第5戦アルゼンティーナ デイ2コメント
■シトロエン/シトロエン・レーシング
●クリス・ミーク(シトロエンC3 WRC):デイ2総合15番手
「チームの2台ともが同時にリタイアする羽目になったから、SS4はちょっとした悪夢だった」

「それまではペースもよかったし、エルフィン(・エバンス)の後ろ(総合2番手)につけていたから残念でならないよ」
「コース上のバンプには驚いた。マシンがジャンプして次のコーナーまでコントロールが効かなくなった。僕たちはコーナーの外側の土手にぶつかって、横転したんだ」
「大きなクラッシュではなかったけれど、マシンはかなり損傷を受けてしまった」
●クレイグ・ブリーン(シトロエンC3 WRC):デイ2総合14番手
「午前中のステージを走り始めてから、何箇所か路面の状況を判断するのが難しいと感じる時があった。だから、なるべくプッシュしないようにしていた。プッシュしたかったけどここは我慢する必要があると分かっていたからね」
「SS4で左への高速コーナー上の溝に足を取られてしまった。マシンの底が地面に強く当たってしまいギヤボックスが壊れた」
「サービスパークまでたどり着こうとしたけど、オイルが漏れてきてしまってデイリタイアせざるを得なかったんだ。また明日、競技に復帰して経験を積み重ねていくよ」
■トヨタ/TOYOTA GAZOO Racing WRT
●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC):デイ2総合6番手
「今日は、最初のステージをスタートしてすぐに、道がとても荒れていることに驚いた。マシンの下まわりを保護するサンプガードが5回ほど路面に強く当たったから、大変な1日になると覚悟したよ」
「午後のリピートステージは道がさらに悪くなると予想して、(マシンの)下まわりを打たないように車高を高めたけど、ハンドリングに自信を持てなくなってしまった」
「SS8のスタート後しばらくして、岩を避けようとしたらラインが膨らんで右リヤがバンクに当たり、タイヤがリムから外れてしまった。それでも、そのままフィニッシュまで15kmぐらいタイヤ交換をせずに走り切った」
「ツキがなかったとも言えるけど、それでもしっかり1日を走り切ったので、マシンにいくつか改善を施し、残る2日間の戦いに臨みたい」
●ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC):デイ2総合9番手
「コースは1日を通してラフだったので、ただひたすらステージを走り抜く事に集中した」
「午前中にはパワーが落ちるトラブルが発生し遅れをとったけど、幸運にも日中のサービスで問題点を見つけ解決できたから、午後はトラブルなく走ることができた」
「また、午前中には路面のバンプ(出っ張り)に当たって空力パーツの一部が破損し、その結果ハンドリングが少しナーバスになったけど、それほど大きな問題にならなかったのは不幸中の幸いだった」