ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2017.07.29 11:27
更新日: 2017.07.29 11:28

WRC:母国フィンランド戦でトヨタがワン・ツー体制。王者オジエがクラッシュ


ラリー/WRC | WRC:母国フィンランド戦でトヨタがワン・ツー体制。王者オジエがクラッシュ

 一方、WRC5連覇を目指すセバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)は不運に見舞われた。オジエはSS4走行中、ジャンピングで着地した際に右リヤサスペンションを破損。そのまま木に衝突してマシンを止めた。

 ドライバーたちに外傷はなかったものの、クラッシュの衝撃から、コドライバーのジュリアン・イングラシアが体調不良を訴えており、オジエたちが競技を続行できるかは不透明な状況だ。

 オジエは「病院で検査を受けて異常は見つからなかったが、ジュリアンのコンディションは万全とは言えない」と語っている。

「今はジュリアンに決断する時間を与えたいんだ。ただ、そこまで心配はしていないよ。大きな問題があるわけじゃなく、ただめまいがするだけだろうからね」

オット・タナク(フォード・フィエスタWRC)
オット・タナク(フォード・フィエスタWRC)

 また、SS1で総合首位にたったオット・タナク(フォード・フィエスタWRC)もSS4で岩にぶつかるミスがあり、マシンを損傷。デイ2を走りきったものの、総合10番手まで後退している。

 WRC2クラスに参戦している新井大輝(フォード・フィエスタR5)と勝田貴元(フォード・フィエスタR5)は、新井が総合19番手/クラス4番手でデイ2を完走。

 一方の勝田はクラス首位を争うペースをみせてたものの、SS2後にエンジントラブルが発生。54分遅れで次のステージにたどり着いたためタイムペナルティを受け、優勝争いからは脱落している。


関連のニュース