ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2017.08.19 16:05
更新日: 2017.08.19 16:06

ラトバラ「コンディションが変わり、午後はいいフィーリングが失われた」/WRC第10戦ドイチェランド デイ2コメント


ラリー/WRC | ラトバラ「コンディションが変わり、午後はいいフィーリングが失われた」/WRC第10戦ドイチェランド デイ2コメント

■シトロエン/シトロエン・レーシング

●クリス・ミーク(シトロエンC3 WRC)

「昨夜の馬鹿げたミスのせいで、今日の午前中は自信を取り戻して正しいリズムを掴むのに苦労したよ。雨と泥のせいでドライビングが余計に大変になった。ミシュランの新しいウエットタイヤを実戦で試すことができて嬉しいよ。とても興味深い経験だった」

「残りのラリーはもっと楽しめるといいんだけどね。マシンのパフォーマンスが良いことは分かっている。コルシカでのテストでもそうだったし、今日はアンドレアス(・ミケルセン)が証明してみせた。だからマシンのリズムを掴みたいと思っている」

●アンドレアス・ミケルセン(シトロエンC3 WRC)

アンドレアス・ミケルセン(シトロエンC3 WRC)
アンドレアス・ミケルセン(シトロエンC3 WRC)

「首位を目指して戦うのは素晴らしい気分だ。今日の僕の出走順から厳しい1日になることはわかっていた。幸い午前中にはそれほど雨は酷くなかった」

「でも午後の2回目の走行の時には土砂降りになり、道路はぬかるんで泥風呂のようだった。タイヤはフルウエットで行くという正しい選択ができたよ」

「1日を通じて先頭にいるには多くのリスクを取らなければならなかったけど、うまくできたと思う。明日は接戦になるだろうけど、このステージではなんでも起こり得るからね」

●クレイグ・ブリーン(シトロエンC3 WRC)

クレイグ・ブリーン(シトロエンC3 WRC)
クレイグ・ブリーン(シトロエンC3 WRC)

「今日がいい日だったとはとてもじゃないけど言えない。タイヤの選択は難しかったし、マシンから良い感触を得るのにつねに苦労していた」

「タイムを失うようなミスをいくつかしてしまったけど、ラリーに残ることはできている。明日は完全に違う路面を走行することになるだろうから、2回目の走行に出る前にリセットするチャンスがあると思う」

■トヨタ/TOYOTA GAZOO Racing WRT

●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)

「今朝のステージは乾いた部分と湿った部分が混ざり、タイヤのグリップレベルがつねに変化する難しい路面だった。しかしクルマのフィーリングはとても良く安定した走りをできていたから、サービスでセッティングを微調整すればさらに走りが良くなるはずだと期待していたんだ」

「しかし、SS5を前に点火系にトラブルが起こってしまった。サービスで問題は解決されたけど、強い雨によりコース上が水で覆われ、泥が広がった結果、午後は良いフィーリングが失われてしまったんだ」

「少しでも順位を上げるためにも明日は重要な1日になる」

●ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)

ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)
ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)

「良い1日になりました。午前中雨はそれほど強くなかったけど、それでも道はかなり滑りやすく、あるコーナーでコースを外れてブドウ畑の中に突っ込み、クルマのフロント部にダメージを受けてしまった」

「その後も走り続けることができたのはラッキーだったといえる。午後は雨が強くなったのでやや慎重に走りすぎたと思うけど、少し順位を上げることができた」

「このラリーに出るのは数年ぶりで、ステージを良く知らないため、今以上に攻めた走りをするのは難しいと思う。ミスをしやすいとても難しいコースだけど、クルマに関しては本当に満足している」

●エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)

エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)
エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)

「左、右と曲がるコーナーで、イン側だけでなくコース上にも多くの泥があった。コーナーへの進入スピードが高すぎたためにクルマがスライドし、コーナー出口の壁に当たってサスペンションにダメージを負ってしまった」

「そのため、今日は競技続行を諦めなくてはならなかったんだ。それまではとてもうまく走れていたので残念だ」

「このような天候でのタイヤ選択は簡単ではなかったけど、それでも良いタイムを記録することができたよ。明日はきっと再出走できると思うので、可能な限り長い距離を走り、経験値を高めたいと思う」


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