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投稿日: 2017.10.20 17:53
更新日: 2017.10.20 17:54

WRC:トヨタ、2017年最後の欧州戦、ラリーGBへ挑む「今までと違うアプローチを発見」


ラリー/WRC | WRC:トヨタ、2017年最後の欧州戦、ラリーGBへ挑む「今までと違うアプローチを発見」

 指揮を執るチーム代表のトミ・マキネンは「私にとって現役最後のシーズンだった2003年、その最終戦となったラリーGBでは、コリン・マクレー選手と表彰台争いをした。だから、このラリーには個人的に素敵な思い出がある」と語っている。

「ラリーGBのSSは、見た目よりも路面のグリップ力が高いことが多く、速く走るためにはクルマに対し充分な自信を持つ必要がある。また、雨や霧にもうまく対処しなければならない」

「前戦ラリー・スペインの後、我々は今までとは少し違うアプローチを見つけたから、それが今回どのように作用するのか楽しみだよ。ラリーの事前テスト時は通常よりも暖かい気候だったが、本番にそれほど大きな影響はないだろう」

「最終的にクルマを道の特性に合わせ込むことができるかどうかが重要だ。ラリーに向けて、きちんと準備が整っていると思っているよ」

 前戦ではラリー序盤にリタイアへ追い込まれたラトバラは「最近のラリーではクルマにいくつか技術的な問題が生じたが、チームはすでにそれらを完全に解決済みであると確信している」と自信を覗かせた。

「イギリスは私がラリードライバーとしてのキャリアをスタートした場所で、ラリー・グレートブリテンは初めて出場したWRCイベントだ。だから、イギリスは第2の故郷のように感じるよ」

「ラリーGBには、メイヘリンやディフナントなど素晴らしい歴史的なSSがあり、とても楽しみだ。今季残る2戦で良い結果を残して、この素晴らしいシーズンを終えられることを願っている」

 また、2017年限りでチームのドライバーラインアップから外れるハンニネンは「自分にとっては今年最後のラリーとなるため、とにかく楽しんで走りたい」と語っているほか、ラッピは「テストではサスペンションのセッティングを少し変え、それ以外にも、ラリー・スペインで得た教訓に基づく改良をいくつか施した。その結果、大きな進化を果たすことができたと思う」と事前テストに好感触を得たことを明かしている。


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