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投稿日: 2017.11.06 16:32
更新日: 2017.11.09 10:18

トヨタ車体、市販車部門5連覇を賭け新型『ランクル200』でダカール2018参戦


ラリー/WRC | トヨタ車体、市販車部門5連覇を賭け新型『ランクル200』でダカール2018参戦

 そのチーム体制は、市販車部門4連覇を3年ぶりのワン・ツー・フィニッシュで達成したパッケージをそのまま継続。1号車ドライバーには優勝請負人のクリスチャン・ラビエルを起用し、2号車はおなじみ社員ドライバーの三浦昂がステアリングを握る。

 この2018年大会はイベント創設40周年の記念大会となっており、主催者のASO(アモリ・スポーツ・オーガニゼーション)が「それにふさわしいドラマ性、競技性の高いルートを設定した」とするとおり、1月6日にペルーのリマをスタートした一団は、序盤から大会最大の難所でありハイライトでもある、美しく苛酷な砂丘群を抜けるルートに挑戦。

大会のハイライトとなる砂丘ステージの走破性と操縦安定性が大きく向上したという

 その後はボリビアに渡り首都ラパスで休息日を挟んだのち、標高4000m級の高地戦が展開。クルマにも人にも苛酷なステージを経て、終盤はアルゼンチンに入り気温40度越えの砂丘ステージ群と、前回大会で多くの競技者がミスコースに苦しんだサン・フアン周辺の干上がった河川跡を行くステージなど、世界最高峰のラリーレイド・イベントにふさわしいルートが予定されている。

 今大会からSS競技区間が5000km以上に拡大され、さらに7ステージでは未開の地域が新ステージとして設定されることと合わせて、近年にないサバイバル戦となることが予想されている。

2台ともに2017年大会のコンビを継続し、現在4連覇中の市販車部門で5連覇を狙う
2015年8月にマイナーチェンジを受けた現行型ランドクルーザー200を初投入する
2015年8月にマイナーチェンジを受けた現行型ランドクルーザー200を初投入する


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