ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2018.04.04 13:10
更新日: 2018.04.24 16:32

ラトバラ「全チームが速いだろうが、表彰台争いを期待」/WRC第4戦ツール・ド・コルス 事前コメント


ラリー/WRC | ラトバラ「全チームが速いだろうが、表彰台争いを期待」/WRC第4戦ツール・ド・コルス 事前コメント

■シトロエン・レーシング

●クリス・ミーク(シトロエンC3 WRC)

「ツール・ド・コルスは多くの難関がある非常に厳しい挑戦だ。でも僕はいつもここでのラリーを楽しんできた。昨年はかなりの競争力を発揮することができた。シーズン開幕以来誰もが進歩を見せてきているけれど、先頭集団に加われるように願っている」

WRC第3戦メキシコに参戦したセバスチャン・ローブ(左)とクリス・ミーク(右)
WRC第3戦メキシコに参戦したセバスチャン・ローブ(左)とクリス・ミーク(右)

「さまざまなタイプの道路で行なったプレイベントテストでは、多くの成果があったよ。荒れてバンピーなセクションでも、さらに改善できたという感触を掴んでいる。とにかくテストセッションの出来には満足しているし、スタートするのが待ちきれないよ!」

●セバスチャン・ローブ(シトロエンC3 WRC)

「最近グラベルでC3 WRCをドライブしたから、路面の状態は違っても、コルシカでのテストでは自分のやるべきことをすぐに把握できた。僕はクリス(・ミーク)の基本セットアップで(事前テストを)始めた。その後、彼のセッティングにとても似ているけれど、自分に合ったものにすぐ落ち着くことができた」

「テスト終盤での感触はとても良かったよ。他の全員と比べて自分たちがどこに立っているのかを知るには、様子をみなければならない。メキシコでのパフォーマンスの後だけど、またペースを掴めるよう願っている。特にコルシカではいつもターマックで調子がいいからね」

「とにかく、簡単なラリーでは決してないにしても、この場所とイベントを僕はいつも楽しんできた。最後に参戦したときよりも、コースはスピードが出るようだ。狭くてテクニカルでバンピーなステージが多くあるにもかかわらずね。でも僕にとってはすべてが新しいコースになるし、ルート全体のペースノートを作るのは簡単にはいかないだろう」

■トヨタ

●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)

「2015年に優勝して以降コルシカには良い思い出がいくつもあるし、本当にお気に入りのアスファルトラリーなんだ。このラリーは“1万コーナーのラリー”と呼ばれていて、もし走っている途中に100メートル以上の直線があったら、それはコルシカ島ではなく違う島に来てしまったという話があるくらいなんだ」

「コーナーではイン側にそれほど深く切り込めないから、イン側の砂利が道に散乱することはあまりなく、コーナーとライン取りに集中して走ることができる。事前のプレイベントテストはとてもポジティブな内容で、非常に良いフィーリングが得られクルマにはとても満足しているよ」

「コルシカでは恐らく全チームが速いとは思うけど、表彰台争いができることを期待している」

●オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)

「今シーズンはここまで、すべての路面で充分な競争力があった。また、チームは信頼性を高めるため一生懸命努力をしてきた。だから、そろそろライバルからポイントを取り戻さなくてはならないね」

「去年のコルシカではフィーリングがとても良かったから、今回は良い結果を狙っている。ラリー・モンテカルロは同じターマックとはいえ、コンディションはかなり特殊だったから、コルシカとあまり比較できないけど、そこで得たいくつかの発見をコルシカの事前テストで試すことができた」

「2日間のテストではとても良いフィーリングだったから、クルマは正しい方向に向かっていると思うよ」

●エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)

「コルシカには過去に異なるカテゴリーのクルマで何度か出場した経験があるけど、他とはまったく違うラリーだと思う。コーナーが次々と迫り、ストレートで休むような時間はまったくないんだ」

「また、スケジュールもユニークで、SSの数は多くないけど、それぞれが非常に長いのが特徴だ。今回は初めてWRカーでコルシカに出場するけど、モンテカルロではスピードを示すことができたので自信はあるよ」

「今回は、事前のテストで良いセットアップを見つけ、さらに自信を深めることができている。湿った路面と完全なドライの路面の両方でテストをすることができたから、天候がどうなろうと準備は整っているよ」


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