更新日: 2018.08.14 14:04
トヨタのタナク「優勝争いの条件がすべて整っていると期待」/WRC第9戦ドイチェランド 事前コメント
■トヨタ
●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)
「ラリー・フィンランドが終わってリラックスしているし、いいフィーリングでラリー・ドイチェランドを迎えられそうだ。引き続き好調を保って、今年の終わりまでいいリズムで戦い続けられることを期待しているよ」
「去年の時点で我々のクルマにはすでに高い競争力があったから、今年のドイツでもきっと速さがあるだろう。畑の中の田舎道は狭く、高速で僕にとってはとても楽しめるステージだ」
「また、軍事施設内のステージにもいいセクションがいくつかある。ただし、このラリーは天気が変わりやすいから、しっかりと準備をして臨まなくてはならない」
●オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)
「フィンランドで優勝したこともあり、ドイツに向けては高い目標を設定している」
「これからは、ひとつひとつのラリーで最高の結果を得ることを目標に掲げ、その上でふたたび選手権争いに加わる事ができるかどうか見極めたいね」
「僕は多くの異なるタイプの道にチャレンジすることが好きだから、ドイツでは毎年ラリーを楽しんでいるよ。このラリーでは天気の変化を読む力がとても重要になる。なぜならタイヤ選択が大きな差を生み、僕は去年正しいタイヤ選択もあって勝利を手にすることができたからね」
「ヤリスWRCの舗装路でのパフォーマンスはとても高いから、優勝争いをするための条件がすべて整っていることを期待しているし、とても自信がある」
●エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)
「ラリー・ドイチェランドはいつも、非常にチャレンジし甲斐のあるラリーだ。雨が降ることが多く、1日の間にしばしばコンディションが変わる。コーナーのイン側をカットして走ると泥が路面にかき出され、それがラリーを難しくするんだ」
「僕は過去にこのラリーで苦戦したけど、困難に立ち向かうことは好きだし、ふたたび舗装路を走るのはとても楽しみだ」
「ツール・ド・コルスではいいクルマのセットアップが見つかり、スピードも充分にあった。ドイツは大きく異なるラリーではあるけど、ツール・ド・コルスの時と同じようにいい走りができることを願っている」