更新日: 2018.08.20 13:51
2連勝のタナク「今まででもっとも大変な思いをして手にした勝利」/WRC第9戦ドイチェランド デイ4後コメント
■トヨタ
●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)/リタイア
「最初のSSに向かうロードセクションで止まった時、ギヤを1速に入れようとしたけど、(ギヤが)入らなかった。油圧ポンプが止まってしまったんだ」
「ギヤチェンジを手動に切り替えることはできたけど、油圧ポンプが作動していないためギヤボックスに大きなストレスがかかり、結局駆動を完全に失った」
「今年は何度も運の悪い出来事に遭遇してきたけど、今週末はいいフィーリングを感じていただけに残念だ。クルマのパフォーマンスは非常に高く、戦いを楽しめたことが今回1番の収穫だよ」
●オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)/総合1位
「間違いなく、今まででもっとも大変な思いをして手にした勝利だ。週末をとおして激しいバトルが続き、ひたすら全力で攻め続けなくてはならなかったけど、金曜日のぶどう畑のステージでは、快適に運転することができた」
「土曜日の午前中はあまり自信を持てなかったが、チームが日中のサービスでクルマを大幅に改善してくれたんだ。そして今日は、クリーンな走りだけを心がけた。僕たちのチームは今週末本当に強く、とても満足している」
「選手権争いについても正しい方向に進んでいると思うけど、それでも自分としては1戦、1戦を大事にしている。現在は次戦トルコに集中していて、できる限り万全な準備をしてラリーに臨みたいと思う」
●エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)/総合3位
「本当に大変な週末だったけど、それでも問題もミスもなく戦い続けた結果、ポディウムに立つことができた。自分のまわりでは、昨日から今日にかけていろいろな出来事があったけど、それがラリーというものであり、僕自身もそのような経験をしてきた」
「週末を通して前進することができたと思いますが、それでもダーティな路面で限界がどこにあるのかを理解するには、もう少し多くの距離を走る必要があるね。ドイチェランドはミスに寛容なラリーではないから、今回はミスをしないよう、細心の注意を払って走った」