更新日: 2019.01.18 16:52
ダカール:ミニ使うX-raid、2015年以来の優勝狙うも一歩届かず。「一定の信頼性は発揮できた」
X-raidのチームマネージャーを務めるスヴェン・クワントは「今回のダカールもタフな戦いでミスをほとんどしなかったドライバーが勝利を掴んだ。ナッサー(アル-アティヤ)を祝福するよ」と大会を総括した。
「また同じく安定して速さを発揮したナニ・ロマもたたえたい。砂と砂丘に立ち向かうことになった今年のダカールも予想どおり厳しい戦いだった」
「何度かテクニカルトラブルに見舞われたが、トップ10に5台のマシンを送り込めたという事実を踏まえれば、我々のミニは一定の信頼性は発揮したと言えるだろう」
コドライバーの負傷で大会リタイアをとなったペテランセルは「今年は特に浮き沈みの激しいダカールだった。それでも期間中、ミニがみせたパフォーマンスとデビッド(カステラ)の働きには感謝している」とコメントしている。
「今回、私は多くのミスを犯してしまい、結果としてかなりの時間をロスしてしまった。どうしてこんなことになったのか理由はわからないが、とにかくタフなダカールだったことは確かだ」
「何はともあれ、デビッドが軽症で済んだことは救いだ。リタイアという結果には落胆しているが、完走できたとしても優勝には到底及ばなかっただろうね」
「結果は残念だが、ポジティブな面に目を向けていきたい。チームの雰囲気は素晴らしかったし、チームメイトのカルロス(サインツ)、シリル(デプレ)ともチームスピリットを発揮できたのだから」