投稿日: 2019.08.03 14:21
WRC:トヨタ、“ホーム”で3台が優勝争いを展開。マキネン「3人の戦いをわくわくしながら見ていた」
autosport web
総合2番手につけたミークも「良い1日となり満足している。フィンランドではスタートダッシュを決め、上位グループに入ることがとても重要だが、午前中はそれを実践できたよ」とコメント。
また、タナクも「非常に良いフィーリングで1日を終えることができた」と1日を振り返り、「午後は全力で攻めたにも関わらず順位が少し落ちたのでフラストレーションが溜まったけれど、それでも差はまだ小さく、明日は今日よりも良い出走順となるのでチャンスは充分にあると思う」と翌日の挽回に闘志を燃やしている。
チームを率いるトミ・マキネン代表はトヨタのワン・ツー・フォーという2日目の結果について、次のように述べた。
「本当に素晴らしい戦いだった。ラリー・フィンランドではしばしば僅差のバトルが繰り広げらるが、今日ほど接近した戦いは記憶にないね」
「我々の3人のドライバーのタイム差は僅かで、彼らの戦いをわくわくしながら見ていたよ。皆、とても良い仕事をしたと思う」
「とはいえ我々のチーム内だけで戦っているわけではなく、エサペッカ・ラッピ(シトロエンC3 WRC)も非常に速いので、明日も攻め続けなくてはならないね」
3日に行われるデイ3は、サービスパークの南側で計4本SSを各2回走行するスケジュール。このうちSS15、SS19に設定されている“レウスト”は、今大会唯一新たに加わったステージとなっている。8本のSSの合計距離は132.98kmでラリ・フィンランドでは最長に。リエゾン(移動区間)を含めた1日の総走行距離は578.52kmだ。
1 2