WRC第3戦メキシコ:トヨタ、競技2日目はトラブルなく全車トップ5入り「全員が本当にいい仕事」
スポーティングディレクターのカイ・リンドストロームは「1日をトラブルと無縁で過ごせたのは、このラリーにおいてとても喜ばしいことだ」と3人の走りを称賛した。
「今日もまた、3人のドライバー全員が本当にいい仕事をしてくれた。セブ(セバスチャン・オジエ)はクリーンな走りを続け、とても安定した1日だった。それこそがこのラリーでは重要であり、素晴らしかったと思う」
「エルフィンもまた、本当によくやってくれました。なぜなら、このラリーでの先頭スタートは簡単ではないからだ。明日に向けて、エルフィンはまだ十分勝負できる」
「カッレは、またしても私を含むみんなを驚かせてくれた。すべてを急速に習熟していく姿を見るのは、うれしい限りだ。我々の、このいい流れが明日も続くことを期待しているよ」
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総合トップのオジエは「今朝は、タイムは悪くなかったが、自信は十分にあるとはいえない状況だった」と走行をふり返った。
「より快適に走れるようにといろいろなトライをするなかで、クルマのセットップを少し変更し、グラベル路面での走行距離を重ねていったことで、午後のステージではフィーリングがかなりよくなったよ」
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エバンスは「予想はしていたが、1番手でステージを走るのは本当に大変だった。それでも、全体的には悪くない1日だったと思う」とコメント。

ロバンペラは「今朝最初のステージでは、どこでスローパンクチャーをしたのか分からなかったが、そんなこともある。しかし、スペアタイヤが1本しかなかったから、その後は少し慎重にならざるを得なかったよ」と述べている。
2020年のWRC第3戦メキシコ、競技3日目はSS13~21までの9SSで争われる。9SSの合計距離は133.74km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は304.52kmだ。