投稿日: 2016.10.30 13:20
更新日: 2016.10.30 13:31
更新日: 2016.10.30 13:31
WRC第12戦:オジエ首位快走。若手タナクが追い上げるもギャップ変わらず
AUTOSPORTweb
世界ラリー選手権(WRC)第12戦ラリーGBは29日、SS9~16が行われ、セバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)がトップをキープ。2番手に対し33.8秒のリードを築いている。
前日終盤にはトランスミッション周りの不具合を訴えていたオジエだが、一夜明けた土曜日も好調を維持。ステージトップこそSS10、SS15の2SSのみだったものの、総合2番手につけるオット・タナク(フォード・フィエスタRS WRC)がギャップを削ってきた際には、次のステージで反撃するなど、王者らしい盤石の走りで30秒以上のリードを確保した。
総合2番手のタナクは、この日行われた8SS中4SSを制してみせ、総合3番手に対するリードを1分にまで広げている。
ティエリー・ヌービルとヘイデン・パッドンのヒュンダイ勢による総合3位争いは、この日も接戦。一時はヌービルが15秒近いリードを築いたものの、終盤の2SSでパッドンが反撃し、12.6秒までギャップを戻しておおり、最終日も激戦が予想される。
ヒュンダイ同士の総合3位争いの42.4秒後方には、地元イギリス出身のクリス・ミーク(シトロエンDS3 WRC)が続き、さらにその1分以上後ろにダニ・ソルド(ヒュンダイi20 WRC)と続いている。
競技最終日となる現地30日はSS17~22の6SSが行われる。
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています