更新日: 2021.01.25 16:39
現役続行は「正しい決断だったと思う」とオジエ/2021WRCモンテカルロ デイ4後コメント
Translation:AKARAG
●セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)/総合優勝
「完璧な形でシーズンをスタートすることができた。僕は子供の頃にこのラリーを見て、いつかはドライバーになりたいと夢見ていた」
「もし、ひとつだけ記録を残せるとしたら、間違いなくこのラリーを選ぶだろう。僕にとってはとても意味のあるものだし、だからこそ、表彰台ではとても感情的になってしまったんだ」
「この週末、ヤリスWRCは素晴らしく、フィーリングはとても良かった。もう1年現役を続けるというのは、正しい決断だったと思うよ。チームは素晴らしく、全員に心から感謝している」
「今朝の最初のステージでは驚いたね。グリップが目まぐるしく変化し、一部はまるでブラックアイスバーンのようになっていたので読み切れなかった」
「我々のグラベルクルーはスタートの2時間前にステージを通過していたのだが、その時は何もなくほんの少し霜が降りていただけだったので、実際に走ってみて本当に驚いた」
「リードを保つのは簡単ではなかったし、特にこのラリーではそうだが、我々はやり遂げることができた」
●エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)/総合2位
「この週末を通してそうだったように、最終日も非常に難しいコンディションだった。セブは本当に素晴らしい走りをしていたし、彼に勝負を挑み勝利を手にするほどは、充分にプッシュできていなかったように思う」
「このラリーはセブのホームイベントなので、つねにタフな戦いを強いられてきましたが、彼を讃えたいと思うよ。チームとしては、素晴らしいスタートをきることができました。ポイントを獲得できたことには満足していますが、もちろん、より多くのポイントを獲得したいという気持ちはつねにあるし、次回はさらに強くなっているはずだ」
「この週末は、フィーリングがとても良かったとはいえない。1年の最初に、すべてを失うリスクを冒してまで勝利を狙わないほうが良かったとは思うが、もしタイトル争いに挑むのであれば、今年中にそのような戦いをする必要があるだろう」
「とはいえ、自分はとても強いクルマとチームに支えられていると感じている」
●カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)/総合4位
「今朝は本当に難しいコンディションだった。最初のステージは凍結していて大変だったし、次のステージは路面に雪が多くあった。タイヤのダメージはちょっとアンラッキーだったけど、それもラリーでは起こり得ることだ」
「最後のパワーステージではいいタイムが出ましたが、最大限にプッシュしていたわけではなかったので、ちょっと驚いたよ。少しだけペースを上げて走ったら、ポイントを獲得できたので良かった」
「昨年はターマックで走る機会が少なかったので、全体的にはとても良い週末になった。昨年のこのラリーよりもずっと速く、安定していたので、少しアンラッキーだったことを除けば良い戦いができたと思う」