更新日: 2021.02.27 10:30
トヨタ“ホーム”フィンランドでロバンペラが初日3番手。ラトバラ「気象条件が不利に働いてしまった」
チーム代表を務めるヤリ-マティ・ラトバラは「期待していたようなスタートにはならなかった。今日は気象条件が我々にとって少し不利に働いてしまったようだ」とコメント。
「気温が0度を超えると路面の雪がかなり柔らかくなり、そうなると遅いスタート順で幅広くラインが刻まれた道を走る方が、より高いグリップを得られるからだ」
「もし、今日よりも10度くらい低いフィンランド北部の本来あるべき気温だったならば、出走順が早かったとしても、これほどタイムロスしなかったと思う。セブ(セバスチャン・オジエ)とエルフィン(・エバンス)はそのような理由でタイムを失ってしまった」
「カッレは不運にも雪壁に当たってしまったが、スピードはかなりあった。明日は、今大会もっとも重要な1日になる。新しいステージもあり、通常よりもタイム差がつきやすいと考えられるので、我々にはまだチャンスがあると思っている」
ラトバラ代表が挽回への期待を寄せるWRC第2戦アークティックのデイ2は、サービスパークの東側に設定された3本のステージを日中のサービスを挟んで各2回走行する。SS3~8、計6本のステージの合計距離144.04kmは今大会最長。リエゾン(移動区間)を含む1日の総走行距離は455.57kmだ。