更新日: 2021.03.01 14:45
ロバンペラの存在が「プレッシャーになったのは確か」とタナク/WRC第2戦アークティック デイ3後コメント
Translation:AKARAG
●ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)/総合3位
「今週末の総合3位という結果にはとても満足している。たとえ2位まであとすぐのところだったとしてもね。僕たちは最後まで逆転を信じ続けていたが、パワーステージでは誰もがハードにプッシュしていた。だから2位になることはできなかった」
「それでも両チャンピオンシップに向けて、多くのポイントを取ることができた。モンテカルロの後だから、ポイントは本当に必要だったんだ。マルティン(・ウィダグ/コドライバー)との連携も向上したよ」
「たしかに、僕たちはまだ解決すべきコミュニケーションの問題がある。僕がより理解できるように言葉を明確にするなどといったことをね。でも僕たちはその点についてもっと競争力を持てるようになると確信している」
「ああしたコンディションでは、マシンの感触は本当に素晴らしかった。何も不満はないよ。快適な感触だったし、良いリズムを掴めた。すぐにプッシュすることができた。全体的に素晴らしいチームのリザルトだった」
●オット・タナク(ヒュンダイi20クーペWRC)/総合1位
「この勝利は非常に重要で、チャンピオンシップのために大量に得点することができた。僕たちの一番のライバルのひとりの母国であるフィンランドにやってきたのだから、プレッシャーがあったことは確かだ」
「難しい戦いになることは分かっていたが、最後には僕たちは素晴らしい週末にまとめることができた。イベント前のテストはかなり異なるコンディションで行われたから、実際に何が予想されるか分からなかったんだ」
「僕はエンジニアたちをかなりプッシュしたが、彼らのハードワークは実を結んだよ。シェイクダウンではいくつか新しいことを試したけれど、すべてのことがうまくいったんだ」
「ラリーをするのに素晴らしい場所だった。最高のウインターイベントであることは間違いないよ。これ以上に雪があるところはないし、こうした性質の道路がある本当に特別なところだ。主催者の仕事に大きな称賛を送りたい。世界選手権への追加イベント以上の価値があったよ」
●クレイグ・ブリーン(ヒュンダイi20クーペWRC)/総合4位
「このラリーを4位でフィニッシュしたことにとても満足している。正直なところ、厳しい週末だった。昨シーズンのエストニアではかなりの結果を出していたから、心理的にゴールポストが動いてしまったように感じた。勝ちたいと思ったけれど、自分の経験が少ないということも頭に入れておかなければならなかった」
「そのことが、今日進歩していくためのモチベーションを与えてくれたのは間違いない。態勢を立て直すために少し時間を取り、僕が他のドライバーと比べてどこでタイムを失っているのかを分析した。エンジニアに感謝している。おかげで僕たちがいくつか、マシンをうまく活かしきれていない点を特定することができた」
「おそらくは僕のドライビングスタイルのせいなんだけど、僕が何年か続けてきたやり方を一部やめることにした。(クルマに)スピードがあることは分かっていたからね。だからパワーステージでポイントを獲得し、前向きな気分で週末を終えることができてよかったよ」