更新日: 2022.01.03 13:00
ダカール競技初日:トヨタのアル-アティヤが首位発進。ローブが2番手、アウディ勢は厳しい1日に
四輪部門・市販車クラスでは、トヨタ・オートボデーの三浦昂とロナルド・バソ(トヨタ・ランドクルーザー200)が、プロローグに続きステージ1Bでもクラスワン・ツー・フィニッシュを飾った。トラック部門を戦う日野チームスガワラの菅原照仁(日野600ハイブリッド)は総合28番手で最初のステージを終えている。
二輪部門はプロローグで最速タイムを記録したガスガス・ファクトリー・レーシングのダニエル・サンダース(KTM450ラリー・ファクトリー・レプリカ)が二日続けてのトップタイムで総合首位に立った。
首位と3分07秒差の2番手にモンスターエナジー・ホンダのパブロ・キンタニラ(ホンダCRF 450ラリー)が続き、トップから11分06秒の後れをとったレッドブル・KTMファクトリー・レーシングのマティアス・ウォークナー(KTM450ラリー・ファクトリー・レプリカ)が総合3番手となっている。4番手はモンスターエナジー・ヤマハ・ラリーチームのアドリアン・ファン・ビファレン(ヤマハWR450F)だ。
2021年までロードレース世界選手権MotoGPを走っていたダカールルーキー、テック3KTMファクトリー・レーシングのダニロ・ペトルッチ(KTM450ラリー・ファクトリー・レプリカ)は、ペナルティが1分科されたがトップと33分29秒差の13番手につけている。
ダカールラリー2022の競技2日目に行われるステージ2の走行距離は338km、リエゾン(移動区間)を含む総走行距離は514kmだ。なお、ラリー主催者のASOはステージ2のフィニッシュ地点となるアル・アルタウィヤのビバークが大雨によって浸水したことを理由に、ステージ2からステージ3にかけて予定されていた外部の技術的サポートが得られない“マラソンステージ”の実施をキャンセルしている。