更新日: 2022.01.08 06:39
MotoGPから転向のペトルッチが初のステージ優勝。四輪最速はトヨタのラテガン/ダカールラリー5日目
四輪部門・市販車クラスにエントリーしているトヨタ・オートボデー勢は6日続けてのワン・ツー・フィニッシュを達成。クラス最速となったロナルド・バソ(トヨタ・ランドクルーザー200)に続き、三浦昂(トヨタ・ランドクルーザー200)がチームメイトから14分14秒差の同2番手につけた。総合では三浦が40番手、バソは46番手につけている。
トラック部門・排気量10リットル未満クラスで13連覇を狙う日野チームスガワラの菅原照仁(日野600ハイブリッド)は、今大会最上位タイとなる12番手でステージを走破し、部門総合順位をさらにひとつ上げて19番手としている。
二輪部門では元MotoGPライダーでこの2022年大会からダカールラリーに挑んでいるダニロ・ペトルッチ(テック3KTMファクトリー・レーシング/KTM450ラリー・ファクトリー・レプリカ)が初のステージウインを記録した。
モンスターエナジー・ヤマハ・ラリーチームのロス・ブランチ(ヤハマWR450Fラリー)を2秒差、モンスターエナジー・ホンダのホセ・イグナシオ・コルネホ(ホンダCRF 450ラリー)を5秒差という僅差で振り切った彼は、競技区間346km/総走行距離560kmで争われたこのステージを2番手で終えていたが、トップタイムでフィニッシュしたトビー・プライス(レッドブル・KTMファクトリー・レーシング/KTM450ラリー・ファクトリー・レプリカ)が、リエゾンでのスピード違反により6分のタイムペナルティを受けて5番手降格となったことでキャリア初のレコードをマークしている。
二輪部門の総合首位は、ステージ2からトップに立っているサム・サンダーランド(ガスガス・ファクトリー・レーシング/KTM450ラリー・ファクトリー・レプリカ)が堅守。レッドブル・KTMファクトリー・レーシングのマティアス・ウォークナー(KTM450ラリー・ファクトリー・レプリカ)が2分29秒差でこれを追いかけている状況だ。
1月7日(金)の競技6日目はふたたび首都リヤドを中心にしたループステージが設定され、スペシャルステージの距離は二輪部門が404km、四輪部門は348kmとなっている。