更新日: 2022.08.02 17:11
トヨタ、WRCフィンランドで目指すは5連覇と今季6勝目「真のホームであり、特別な一戦」とラトバラ
「ラリー・フィンランドは、我々チームにとって真のホームイベントであり、特別な意味を持つ一戦だ」と語るのは、TOYOTA GAZOO Racing WRTの代表を務めるフィンランド人のヤリ-マティ・ラトバラ。
「エストニアではとてもいい結果を残すことができたが、フィンランドでもその再現を目指す。ハイスピードなグラベルラリーであるという点ではエストニアと似ているが、フィンランドのステージはより自然なジャンプが多く、流れるようなコーナーが多くあるんだ」
「だから、ドライバーはより楽しんで走ることができるし、世界で一番のステージだと彼らは思っている」
「素晴らしい活躍をしているカッレ(・ロバンペラ)を応援する人が今年はきっと多いだろうし、その応援がホームイベントでどれだけ大きな力になるのかを私は知っている。ただし、カッレだけでなく、我々のドライバーは全員がフィンランドの道を非常に気に入っているし、速く走ることができる」
「それでも、予期せぬことが起こり得るラリーでもあるため、テストでしっかりと準備をする必要がある」
今季第8戦目となるラリーは4日木曜の朝にシェイクダウンが行われた後、同日19時過ぎからユバスキュラの市街地で実施されるSS1“ハルユ1”で開幕する。翌日の金曜から本格的なグラベル(未舗装路)ラリーがスタートし、この日はSS2~10を走行する。6日土曜はユバスキュラの南側で4ステージ計8本のSSが行われ、最終日の7日日曜はサービスパークの東および南側エリアで2本のステージを各2回走る予定となっている。SSは全部で22本、その合計距離は322.61kmだ。また、リエゾン(移動区間)を含めた総走行距離は1427.47kmとなっている。