更新日: 2023.06.05 12:57
PS制覇のロバンペラが3位獲得。ラトバラ「勝つための本当の戦いができていたと思う」/WRCイタリア
デイ3でのコースオフによって首位の座を失ったオジエは、デイ4で再出走を果たした。最終のパワーステージでは5番手タイムを記録し、ボーナスのドライバーズポイント1点を獲得。
また、同じくデイ3でウォータースプラッシュの衝撃によりクルマにダメージを負いデイリタイアとなった勝田は、デイ4のSS17で2番手タイムを、SS18でベストタイムを記録。パワーステージは3番手タイムで走りきり、ボーナスの3ポイントを持ち帰えることに成功した。
「昨年のこのラリーは、チームにとってパフォーマンス的に非常に厳しいものだったが、今年はより強く、勝つための本当の戦いができていたと思う」と語るのは、チーム代表のヤリ-マティ・ラトバラ。
「雨が多く降って滑りやすいコンディションになったことで、多くの困難な出来事やドラマがあった」
「残念ながら、この週末は我々が達成できたかもしれないほどの良い結果を得らことはできなかった。しかし、今日のパワーステージは素晴らしいパフォーマンスを発揮したカッレ(・ロバンペラ)が制し、総合結果でも3位となり、チャンピオンシップに有利なポイントを獲得することができた」
「また、エルフィン(・エバンス)も総合4位でフィニッシュし、チームにとって重要なポイントを獲得してくれた。次のサファリ・ラリー・ケニアがとても楽しみだよ」
その次戦第7戦は6月22日から25日にかけて、アフリカのケニアで行われる『サファリ・ラリー・ケニア』だ。TGR-WRTは同ラウンドがシリーズカレンダーに復帰した2021年にワン・ツー・フィニッシュを飾り、昨季2022年は上位を独占する1-2-3-4フィニッシュを達成している。