BMWが連日トップ/「肩の荷が下りた」/ポルシェに問題続出etc.【IMSA公式テスト土曜Topics】
BMWのファクトリードライバーとして初めてデイトナ24時間に出場するケビン・マグヌッセンは、父ヤン・マグヌッセンの足跡をたどり国際的な舞台でバイエルンブランドを代表することになる。ヤンはコルベット・レーシングでの長年にわたる成功で知られているが、2006年にマカオで開催されたFIA世界ツーリングカー選手権のラウンドでBMWに加わった。
IMSAのトップカテゴリーで4度チャンピオンに輝いたデイン・キャメロンは、ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツで初めてロレックス24の栄冠を獲得した後、1年経ってデイトナ・インターナショナル・スピードウェイに戻ってきたことで、肩の荷が下りたと感じていると語った。36歳のキャメロンは今年、AOレーシングからLMP2クラスに参戦する。
キャメロンは次のように語った。「肩の荷が下りた状態で、デイトナに戻ってくるのは素晴らしいことだ。それを達成しようとする自分への期待とプレッシャーを抱えてここに来るのは毎年大変だった。今回はそれを抜きにして行けるからよかった!」
■“レキシー”がGTDに一時復帰か
AOレーシングのチーム代表であるグンナー・ジャネットによると、同チームはアキュラ・グランプリ・オブ・ロングビーチのGTDグリッドに“レキシー”を投入するための「選択肢を調査中」だという。これにより、今季最初のスプリントラウンドではGTDプロクラスレースは開催されないものの、100分間のスプリントレースに恐竜リバリーのポルシェ911 GT3 Rが投入される可能性がある。
Sportscar365は、ブロンズドライバーであるチームオーナーのPJ.ハイエットとともに、ポルシェ・ワークスドライバーのローレンス・ファントールが同マシンで参戦する可能性があると理解している。
LMP2クラスに参戦するユナイテッド・オートスポーツの2台のオレカ07には、イアン・バーンウェルを追悼するトリビュート・デカールが貼られている。このロジスティクスのスペシャリストは短い闘病生活の末、昨年12月に亡くなった。
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■シェイクダウンはデイトナ後
今年のミシュラン・エンデュランス・カップの一環としてGTDクラスにデビューするファン・デル・ストゥール・レーシングは、2024年のSROアメリカに出場したエリアス・サボのアストンマーティン・バンテージAMR GT3エボを2台購入した。フライング・リザード・モータースポーツのドライバーは、シーズン半ばにBMWのマシンに切り替えた。このアストンマーティン・チームは今週末、プロドライブからサポートを受けている。
ルイス・ペレス・コンパンクは今年のロレックス24でオレカ07・ギブソンをドライブする予定だが、彼の息子マティアスはVPレーシング・スポーツカー・チャレンジでAFコルセのフェラーリ296 GT3に乗りGT3デビューを果たす。彼は昨年のフェラーリ・チャレンジ・ノースアメリカに出場した後、ステップアップする。
トラックハウス・バイ・TFスポーツのGTDプロエントリーで使用されているシボレー・コルベットZ06 GT3.Rは、今年後半のELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズに出場するクルマと同じものであるとチーム代表のトム・フェリエがSportscar365に語った。一方、WEC用の2台のコルベットは現在ドバイにあり、TFスポーツはデイトナのレース直後にシェイクダウンテストを行う予定だ。
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