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投稿日: 2016.06.19 16:00

トヨタ ル・マン24時間 決勝速報No.4レポート/17時間経過後


ル・マン/WEC | トヨタ ル・マン24時間 決勝速報No.4レポート/17時間経過後

WEC第3戦 ル・マン24時間 決勝速報No.4
17時間経過。夜を徹する首位攻防戦で迎えた終盤戦
TS050 HYBRIDはワン・ツー体制で最後の7時間へ

長い夜の戦いを終え、レースも3分の2を消化。TOYOTA GAZOO Racingの2台は僅差で続く三つ巴の首位争いを展開。#5号車が1位、#6号車が2位で終盤戦7時間を迎えた。

TS050 HYBRID #5号車:(中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ)
11時間経過時点(セバスチャン・ブエミ): 3位 170周
12時間経過時点(アンソニー・デビッドソン): 3位 187周
13時間経過時点(アンソニー・デビッドソン): 3位 204周
14時間経過時点(アンソニー・デビッドソン): 2位 220周
15時間経過時点(中嶋一貴): 3位 237周
16時間経過時点(中嶋一貴): 2位 254周
17時間経過時点(セバスチャン・ブエミ): 1位 267周

TS050 HYBRID #6号車:(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
11時間経過時点(マイク・コンウェイ): 1位 170周
12時間経過時点(小林可夢偉): 1位 187周
13時間経過時点(小林可夢偉): 1位 204周
14時間経過時点(小林可夢偉): 1位 220周
15時間経過時点(ステファン・サラザン): 1位 237周
16時間経過時点(ステファン・サラザン): 1位 254周
17時間経過時点(マイク・コンウェイ): 2位 267周

TS050 HYBRIDは、燃費の良さを活かし、ポルシェ#2号車より1周多い1スティント14周をこなすことで、ピットインの回数を節減し、僅差ながらもレースをリードしている。

50台以上の車両が走り続けている厳しい夜間走行では、コース上での混雑とそれに伴うアクシデントも多く発生した。TOYOTA GAZOO Racingも例外ではなく、小林可夢偉がドライブしていた#6号車もGTクラスの車両との接触によりボディ左側に軽いダメージを負い、ピットでの修復に30秒を要した。

しかし、#6号車は首位を譲ることなくレースをリード、中嶋一貴の#5号車も追い上げを見せ、#6号車との差を詰めて行った。

残り7時間に入ろうかというタイミングで、LMP2車両のクラッシュによりセーフティカーが導入。このチャンスにTOYOTA GAZOO Racingの2台は同時にピットインし、ドライバーを交代。ピットアウト後、セバスチャン・ブエミの#5号車が首位、マイク・コンウェイの#6号車が2位となり、3位のポルシェ#2号車までは数秒差という、激しい首位攻防戦を続けて終盤戦に突入している。


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