ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.08.02 11:59
更新日: 2018.08.02 14:02

ニッサン、スパ24時間初参戦の2018年型GT-Rが7位入賞。「みんなが誇れる仕事をした結果」とオルドネス


ル・マン/WEC | ニッサン、スパ24時間初参戦の2018年型GT-Rが7位入賞。「みんなが誇れる仕事をした結果」とオルドネス

「とても幸せな一日だったよ! スパ24時間を完走するのはいつだって素晴らしいニュースと言えるものだ」と語るのはGTアカデミー・バイ・ニッサン出身で日本のスーパーGT300・500クラスにも参戦したオルドネス。

「スパは今季の挑戦のなかでもっとも難しく、もっとも多くのポイントが得られるレースだった。この週末に7位でフィニッシュできて本当に良かったよ」

「ニッサン/ニスモ、そしてチームにとっても満足と言える結果だと思うし、チームはこのリザルトを残すために本当に努力を重ねてきたんだ。僕たちは(トップ6を占めた)ドイツ勢に次ぐトップメーカーであり、僕はそれをとても誇りに思っている」

「世界でもっともチャレンジングなサーキットのひとつであるスパを、60台以上のGT3カーが同時に走るなかでレースを戦っていくのは簡単なことではない。コースに出ればいつでも周りにクルマが居るから、つねにトラフィックに悩まされるしアクシデントとも隣り合わせだ」

「レースではこれらをすべて避け、クルマをマネジメントしながらフィニッシュ向けて運んでいくことが重要になったが、アレックス(・バンコム)とマット(・パリー)はいつものようにすばらしい仕事をしてくれた。僕らもまた自らの仕事を誇りに思うべきだね」

 ストルアン・ムーア/リカルド・サンチェス/ジョーダン・ウィット/ショーン・ウォーキンショーという布陣でシルバーカップにエントリーしている22号車GT-Rは、レース中盤のピットストップ中に火災に見舞われ、クラス5位/総合38位まで上げていた順位を下げてしまうことに。

 しかしチームクルーの迅速な作業によって最小限のタイムロスでコースに復帰した22号車GT-Rは、その後好ペースでポジションを回復していくと、最終的にクラス5位/総合37位でチェッカーを受けた。

 スパ24時間を終えて、今季のブランパンGTシリーズ・エンデュランスカップは残り1戦を残すのみとなった。GT SPORT・モチュール・チームRJNが挑む次戦、シリーズ第10戦バルセロナは9月28~30日、スペインのカタルーニャ・サーキットで行われる。

23号車GT-Rをドライブするルーカス・オルドネス(左)とマット・パリー(右)
23号車GT-Rをドライブするルーカス・オルドネス(左)とマット・パリー(右)
2015年型の22号車GT-R
2015年型の22号車GT-R
GT SPORT・モチュール・チームRJNの23号車GT-R
GT SPORT・モチュール・チームRJNの23号車GT-R


関連のニュース