更新日: 2020.08.14 22:25
半年ぶりにWEC再開! スパのFP1はノンハイブリッドの2台がトヨタを凌駕
LMP2クラスではレーシングチーム・ネーデルランドの29号車オレカ07・ギブソン(フリッツ・バン・イアード/ギド・バン・デル・ガルデ/ヨブ・バン・アウタート組)がクラストップタイムをマーク。このタイムはLMP1のトヨタ8号車に100分の6秒差にまで迫るものとなった。
2番手はイオタの38号車オレカ07、3番手にユナイテッド・オートスポーツの22号車オレカ07というオーダーとなっている。
山下健太が乗り込むハイクラス・レーシングの33号車オレカ07は、事前のエントリーリストではグッドイヤーとなっていた使用タイヤを、前戦オースティンと同様のミシュランへと変更して臨んだ。
LMPチームはシーズン中に1度、タイヤ銘柄を変更することが許されているため、グッドイヤーでシーズンをスタートした同チームは、今後はミシュランでレースをするものと思われる。
山下は14周を周回。チームメイトが33号車のベストタイムをマークし、クラス7番手でセッションを終えている。山中信哉がステアリングを握るユーラシア・モータースポーツの35号車リジェJS P217・ギブソンがそのうしろに続いた。
LMGTEプロクラスでは、マイケル・クリステンセン駆るポルシェGTチームの92号車ポルシェ911 RSRをが最速タイムを記録。アストンマーティン・レーシングの97号車バンテージAMR、91号車ポルシェという順で初日の走行を終えている。
LMGTEアマクラスのクラストップはAFコルセの83号車フェラーリ488 GTE Evo(フランソワ・ペロード/エマニュエル・コラール/ニクラス・ニールセン組)となり、以下アストンマーティン・レーシングの98号車バンテージAMR、チーム・プロジェクト1の56号車ポルシェ911 RSRと続いた。