更新日: 2016.11.05 20:42
TOYOTA GAZOO Racing WEC第8戦上海 予選レポート
中嶋一貴
今日午前中の公式練習3回目は満足できる車両の仕上がりとは言い難い状況でしたが、#6号車とも協力し、セットアップを詰めていったことで、午後の予選では良いレベルに仕上がりました。決勝レースでの車両バランスはもちろん予選とは違うものですが、明日こそ最高のパフォーマンスを発揮できるように努力を続けます。
今日の予選でライバルと同等のタイムを出せたことで決勝レースは本当に期待できるものとなります。キーになるのは安定したラップを刻めるかどうかでしょう。
セバスチャン・ブエミ
今日の予選でも高い競争力を発揮出来たのは素晴らしいことです。残念だったのは最終コーナーでLM P2カーに引っかかってしまったことで、あれがなければポールポジションを獲得できていたかなと思っています。
しかし全体的に見れば今日のパフォーマンスは、チームに取って充分に満足行くものです。これでますます明日の決勝レースが楽しみになりました。勝利を目指して戦います。
ステファン・サラザン
我々のTS050 HYBRIDのパフォーマンスを考えれば、もう少し上のグリッドが狙えたと思います。マイクはコース上の混雑に阻まれなければ、最後のアタックラップでは更に速いタイムが出せたでしょう。
しかし、予選で速さを示せたときは、決勝でも強さを発揮出来るものです。勝利という目標へ向けてとても良い兆候です。
マイク・コンウェイ
コース路面は予選のセッションが進むにつれて良くなっていくように見えたので、最後にタイムを更新すべく二度目のアタックをかけました。
しかし、第1、第2コーナーで他車に阻まれる形となってしまい、タイム更新が果たせなかったのは少し残念です。最後に#5号車が素晴らしいラップタイムをマークしてくれたことで、明日は我々も力強いレースができると確信しています。明日は、また見応えのあるレースが展開されるはずです。