更新日: 2021.08.19 13:17
可夢偉組7号車トヨタが暫定ポール。8号車との間にアルピーヌが割り込む/ル・マン24時間予選
LMGTEプロクラスはAFコルセの52号車と51号車フェラーリ488 GTE Evoが暫定ながらワン・ツーを決めた。トップタイムはダニエル・セラの3分46秒011だった。跳ね馬に続いたのは92号車ポルシェ911 RSR-19(ポルシェGTチーム)で、この3台のみ3分46秒台に入った。
クラス4番手は64号車シボレー・コルベットC8.R(コルベット・レーシング)、5番手に72号車フェラーリ488 GTE Evo(ハブオート・レーシング)が続き、WECレギュラーの91号車ポルシェ911 RSR-19が6番手に。北米のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権から参戦の79号車ポルシェ911 RSR-19(ウェザーテック・レーシング)と、63号車シボレー・コルベットC8.R(コルベット・レーシング)はクラス4列目のグリッドが確定している。
LMP2に次ぐ計23台のエントリーを集めたLMGTEアマでは、88号車ポルシェ911 RSR-19(デンプシー・プロトン・レーシング)が同クラスで唯一3分49秒を切る3分48秒620で堂々のトップタイム。2番手86号車ポルシェ911 RSR-19(GRレーシング)に対し0.5秒近くの差をつけた。
2台のポルシェに続くクラス3番手は47号車フェラーリ488 GTE Evo(チェティラー・レーシング)、4番手は71号車フェラーリ488 GTE Evo(インセプション・レーシング)、56号車ポルシェ911 RSR-19(チーム・プロジェクト1)が5番手となり、カットラインぎりぎりの6番手には33号車アストンマーティン・バンテージAMR(TFスポーツ)が入っている。
木村武史組57号車フェラーリ488 GTE Evo(ケッセル・レーシング)はセッション後半まで上位6台の枠に残っていたものの、終盤に逆転を許しクラス8番手にポジションダウン。惜しくもハイパーポール進出を逃した。また、星野敏/藤井誠暢/アンドリュー・ワトソン組777号車アストンマーティン・バンテージAMR(Dステーション・レーシング)もクラス19番手に沈みグリッドが確定した。
賞典外となるイノベーション部門“ガレージ56”から待望のル・マン参戦を果たした元GPライダー、青木拓磨組の84号車オレカ07・ギブソン(アソシエーション・SRT41)は、総合29番手タイムをマークしている。
2021年のル・マン24時間はこのあと現地22時(日本時間19日5時)から2時間のFP2が行われ、翌19日(木)はFP3とハイパーポール、そしてFP4が実施される予定だ。