更新日: 2017.12.08 13:31
F2やF3とスーパーフォーミュラはどう違う!? 若手ドライバーたちが振り返るSFテスト
■福住仁嶺(TEAM MUGEN)
今回のテストでは15号車をドライブさせてもらいましたが、第一印象としてはダウンフォースが大きく、コーナリングがとても速く、最初は驚きました。でもその分すごく楽しむことができましたし、今回の2日間のテストで吸収することも多かったと思います。次回はどうなるかはまだ分かりませんが、自分のスキルに関しては大きく上げることができた2日間だったと思います。
難しかった点としては、GP3をやっていても一発のタイムを出すのが難しかったですが、このスーパーフォーミュラも難しいです。気合で出るかというとそんなことはないし、ていねいに乗るところは乗って、プッシュしてアグレッシブにいくところはいかないといけないです。今回、山本(尚貴)先輩と一緒に走って、データロガーを見比べたりして、それを痛感しました。あとはミディアムタイヤのときのウォームアップが難しかったですね。この次の周回で本当にいけるのか、いけないのかが、まだちょっと掴みきれませんでした。
今回初めてスーパーフォーミュラに乗ってみて、昨日の走り出しからすぐ感覚を掴むこともできましたし、今日の全体的なタイムを見ると、まだまだ詰められる部分もあると思います。いろいろなところを踏まえて感じたところではけっこうモチベーションもありますし、自信もあります。
先日アブダビでF2に乗った後に、今回SFに乗れたことはすごく大きな収穫で、松下選手も言っていたとおり、F2はブレーキがすごく効くので、真っ直ぐ止めてから曲がらなけれならず、同時操作ができないんです。でもスーパーフォーミュラは、F3の速い版みたいなイメージですね。F3でも自信があったので、やっていけると思います。