ホンダ 2018スーパーフォーミュラ第4戦富士 レースレポート
コメント
佐伯昌浩 プロジェクトリーダー
「予選ではレインコンディションで混乱が起きるなか、山本選手が2番手になってくれましたが、決勝では苦しい展開になりました。前半はそれなりのペースでしたが、後半徐々にペースが落ち、結果的に大きく順位を落としてしまいました」
「エンジンそのもののパフォーマンスというより富士、特にセクター3に合わせた車両のセットアップやエンジンのドライバビリティの性格が、タイヤに対する攻撃性を少し高めてしまったせいかもしれません。残りの3戦に向けては、2基目のエンジンを投入しますが、そういう点を分析、改善して臨みます」
山本尚貴(予選2番手/決勝8位)
「予選は荒れたコンディションのなかで2番手を獲得できてよかったと思います。しかし、雨で本当に調子がよかったわけではなく、運がよかった結果で、あまり手応えはありませんでした」
「決勝に向けてはマシンもいろいろ変えてもらいましたが、ドライタイヤでちゃんと走ったのは日曜日の朝が初めてで、決勝に向けてやったことが裏目に出てしまったかもしれません。1ポイントを獲ったのはよかったのですが、一番勝たれたくない相手に勝たれてしまって、なんとかポイントリーダーではあるけれどもう差はなくなったに等しいと思っています」
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松下信治(予選10番手/決勝9位)
「雨の予選での一発については非常にパフォーマンスが高かったです。Q2は自分のスピンで台無しにしてしまい、それは悔やみましたが、富士スピードウェイでも十分勝負できるレベルにあると感じていました」
「ただ、いざ決勝が始まると、僕らよりも1秒以上も速いクルマがいて苦しい展開になってしまいました。そこには何か原因があると思うので、なんとか原因を解明してシリーズ後半戦でいい結果を出せるようがんばります」
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