更新日: 2019.03.26 18:30
メーカーを代表する若手有望株の平川亮と牧野任祐。両者が語るスーパーフォーミュラの新車SF19の感触と“その先の将来”
いよいよ2019年シーズンの開幕まで1カ月を切り、両メーカーの将来有望な若手ドライバーである平川と牧野にも期待がかかる。
平川と牧野には、ヨーロッパでレースに出場した経験がある(平川はELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズ、牧野はF3ヨーロッパ選手権とF2)。それを考えても、スーパーフォーミュラのみならずその先の彼らの活躍にも注目したいところだ。
2018年シーズンをランキング5位で終えた平川は、まずまずの現状だとはいうものの、2019年はトヨタ勢のなかでトップに立ちたいと語ったが、その先については明言しなかった。
「昨年はどのサーキットでも戦えたけれど、2019年はまだ何も見えていません。1戦1戦がむしゃらにやっていこうと思います」
「スーパーフォーミュラでは、少なくともトヨタ勢のなかでいちばんになりたいです。テストを見る限りではホンダさんの方が有利だと開発陣も感じていますが、最低限トヨタのドライバーのなかでトップになりたいです。そこを評価してくださる方がいればいいなと思います」
2018年までヨーロッパを舞台に戦っていた牧野は、スーパーフォーミュラで結果を残し、もう一度ヨーロッパでレースがしたいと希望を明かした。
「昨年からスーパーフォーミュラのレースを見ていましたが、決してオーバーテイクがしやすいとは思っていないですし、予選で前に行かないとダメだと思うので、まずは予選でしっかり前に出たいです」
「それができれば自ずと決勝の結果も良くなると思います。ただ今の時点での気温と、開幕戦での気温や路面温度は全然違うと思うので、(開幕後は)うまく合わせ込めればと思います。1戦1戦大事にしていきたいです」
「スーパーフォーミュラはレベルが高いレースだと思いますし、ヨーロッパのドライバーにもスーパーフォーミュラで走りたい人と思う人が多いです。ここでしっかり結果を出して、またヨーロッパでレースができるようにしたいと思います」