投稿日: 2016.10.29 10:41
更新日: 2016.10.29 11:26
更新日: 2016.10.29 11:26
王座決戦のスーパーフォーミュラ最終戦が鈴鹿で開幕。フリー走行は石浦が首位発進
Text:Satomi Asami
全車のタイムアタックは、いつもどおりセッションの残り時間が7分を切ったころに始まった。まずは関口が1分38秒309で国本を上まわり、チームメイトのジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が1分38秒619、ナレイン・カーティケヤン(SUNOCO TEAM LEMANS)が38秒579と、次々に38秒台をマークしていく。
続いて、コントロールラインを通過したアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)が38秒294と関口のタイムを塗り替えトップに立つ。ロッテラーはセッション序盤にピットインを重ね、スロー走行する姿もモニターに映し出されたが、トラブルではなく戦略上のものだったようだ。
これでロッテラーが首位で午前のフリー走行を終えるかと思われたが、チェッカーラップで石浦が1分38秒082とロッテラーのタイムを大幅に上回り逆転。さらに小暮卓史(DRAGO CORSE)が1分38秒164で2番手に続いた。
ランキングトップで、デビューイヤーでのタイトル獲得に期待のかかる関口は最終的にロッテラーに続く4番手。最後にチェッカーを受けた小林可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS)が5番手に食い込み、6番手には鈴鹿を得意とする山本尚貴(TEAM無限)が入った。ホンダ勢で唯一自力チャンピオンの可能性を残しているバンドーンは10番手タイムにとどまった。
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