更新日: 2021.05.19 11:08
大津弘樹 2021スーパーフォーミュラ第3戦オートポリス レースレポート
SUPER FORMULA RD.3 AUTOPOLIS
大津弘樹
DATE:予選 5月15日(土) 決勝 5月16日(日)
TEAM:Red Bull MUGEN Team Goh
CAR No.:15
RESULT
・FP1:14位
・QF:11位
・RACE:6位
全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦はオートポリスにて行われました。午後の天気が大雨の予報だったため、もし予選が行われなかった場合はフリー走行の結果が決勝スタートの順位となる可能性がありました。そのため、雨量が少ないコンディションの際にタイムを出しておく必要があり、予選のような雰囲気でセッションが行われていきました。
コンディションの良かった開始直後にタイムを伸ばし切れずマシンの限界を探っているうちに雨量が多くなり、走行することが危険な状況となっていきました。天候が回復するまで40分程待機し少し雨が弱まった所でコースに出ましたが、水が多く溜まっている箇所が多くあり、予選に向けたタイヤの皮剥きやスタート練習を行いなるべく時間を有効に使いながらコンディションの回復を待ちました。しかし、最後までコンディションが回復せず、前半に記録した14番手のタイムでセッションを終えました。
今大会の予選は悪天候が予想されていたため、事前に予選方式の変更が発表されました。通常のノックダウン方式と異なり、40分間のベストタイムが決勝グリッドになる規則に変更となりました。開始直後は雨量が少なくコンディションが良かったのですが、すぐにクラッシュした車両の回収のため赤旗中断。
再開後すぐにアタックに入っていきましたが、思うようにグリップを引き出すことができず17番手のタイムとなりました。その後再びクラッシュ車両が発生し赤旗中断に。その間にマシンセットの変更を施しニュータイヤを装着し再開後のアタックに入りました。自己ベストを更新し翌周もセクタータイムを更新していましたが再び赤旗中断。この赤旗の間に雨脚が強くなってしまい弱くなるまで待機していましたが、そのまま予選が終了となりました。
決勝はグリッドに着く前まで雨量が多かったものの、グリッドでスタートを待っている時には雨が収まりスタンディングスタートでレースが始まりました。
反応と加速が良くスタートで2台オーバーテイク。1コーナー進入でイン側をキープしアウト側で起きたアクシデントを回避したことで4番手にポジションを上げました。その後車両の回収のためセーフティカー導入し5周目にレースが再開しました。
7周目までトップ2に付いていくものの8周目から一気にペースダウン。ヘアピンコーナーで#39号車抜かれて4番手に下がり、翌周には再びヘアピンコーナーと11コーナーで#37号車と#12号車に抜かれてしまい6番手にポジションを落としました。目の前の#12号車がスピンをしたことで5番手に再び浮上したものの、10周目に#16号車にオーバーテイクされ6番手に順位を落としました。
その後雨が強くなったためセーフティカーが導入。そのタイミングで霧が濃くなって視界が確保されない理由で赤旗が提示されました。レース再開まで集中力を維持しながら待機しましたが、天候の回復が見込まれずそのままレース終了となりました。
今大会もたくさんの応援をして頂きありがとうございました。また、霧と強風と大雨の悪天候のなか現地でご声援を頂いたファンのみなさんに感謝致します。最後までレースをお見せできず申し訳ない気持ちでいっぱいです。
次戦6月19日・20日にスポーツランドSUGOで行われる第4戦では熱いレースをお見せできるよう精一杯頑張ります。優勝獲得を目指しベストを尽くして行きますので、是非引き続き応援の程宜しくお願い致します。