更新日: 2022.05.27 20:04
大津弘樹 2022スーパーフォーミュラ第4戦オートポリス レースレポート
DATE:第4戦 予選 5月21日・決勝 5月22日
TEAM:DOCOMO TEAM DANDELION RACING
CAR NO.6
■第4戦結果
・FP1 5位
・Q1B 4位
・Q2 10位
・FP2 11位
・FINAL 9位
■予選
Q1はBグループから出走しました。路気温が10度以上上がったことでマシンバランスがセクター3でオーバーステアになってしまったことで、攻め過ぎてしまい最終コーナーで大きくミスをしてしまいました。0.5秒以上のロスでしたが4位でQ2に進出できたのは不幸中の幸いでした。
Q2はアタックラップのヘアピン立ち上がりでトラクションを掛ける際にリヤタイヤを滑らせてしまい、左フロントタイヤをダートに落としたため大きくタイムロス。約0.7秒失ってしまい10番手に沈んでしまいました。
■決勝
スタートは反応と出だしは良かったものの、2速へシフトアップする直前からホイールスピンしたことで加速する過程で大きく出遅れてしまい、1コーナーを通過するまでに2ポジション落としてしまいました。スタート直後に起きたアクシデントにより1周目にSCが導入。4周目周に解除されました。解除後の8コーナーでイン側から関口選手をオーバーテイクし11番手にポジションを上げました。その後6周目に再びSCが導入し9周目に解除されました。
私たちは早めにピットインの戦略を取っていたため、11周目にピットに入りタイヤ交換を行いました。チームの迅速な作業のお陰でピットアウトと同時に1台パスし10番手にポジションアップ。その後ピットインしたドライバーに対してアンダーカットを成功させたことで9番手にポジションを上げました。
20周目から30周目までのペースを上げていくことができず、前を走るマシンに追いついていくことができませんでしたが、残り10周を切ると徐々に差を詰めていき、オーバーテイクボタンを作動させながらチャンスを狙っていきました。しかし、オーバーテイクのチャンスを作ることができず9位でチェッカーを受けることとなりました。
■第4戦を終えて
今大会もご支援、応援をしていただきありがとうございました。
予選のミスが決勝結果まで響いてしまいました。ポールポジションを獲得できる手応えがありましたが、マシンのパフォーマンスを引き出すことができず、反省点の多く残る大会となってしまいました。
次戦は6月18~19日にスポーツランドSUGOにて第5戦が行われます。私自身得意としているサーキットなので、結果を残せるようインターバルを有効に使用し準備をしていきます。引き続き宜しくお願い致します。