スズカさん、富士に現る/「エンジン仕様を一部変更」/ポーズ考案のお願いetc.【SF写真アラカルト第1&2戦】
土曜、日曜と、予選トップ3会見には『キッザニア』とのコラボレーションにより、キッズ・ジャーナリストが出席、ドライバーに質問する時間が設けられました。
「一番好きなゲームは?」「ご飯はどんなものを、いつ食べていますか?」「レースへのこだわりは何ですか?」「今日のマシンの状態はどうですか?」といったキッズたちからの質問に、「いいですねぇ、大人の方とは違った切り口で」と野尻選手。レースへのこだわりは、という質問には「もちろん『負けたなくない』とかはあるんだけど……まわりに迷惑をかけないように走ることかな」。
日曜日のグリッドの様子を見てみましょう。こちらは4月から就任したトヨタ自動車佐藤恒治新社長。TGRドライバーをグリッドで激励にまわっていました。このところテレビではスーツの印象が多いですが、昨年までのGRプレジデント時代同様のウェアで富士を訪問。「やはりこのウェアがお似合いです」とお伝えすると、「これからも着続けますよ!」とのこと。今後もサーキットでお会いできそうです。
佐藤新社長はグリッド最前列でJRP近藤真彦会長、上野禎久社長、HRC渡辺康治社長と一緒に写真に収まりました。
ABEMAのレポーターを務めた、日向坂46の富田鈴花さんも発見。こちらのお名前入りスーツは、昨年最終ラウンド鈴鹿からご着用とのこと。人の多いグリッドでも、めちゃくちゃ目立ちますね!
スタートに向けてプレスルームに戻ろうとすると、可夢偉選手と大嶋和也選手が仲良く歩いてグリッドに向かうところに遭遇。なんだかいい雰囲気です。年齢も近いふたり、緊張のスタートを前にリラックスできているのも、ベテランの余裕、といったところでしょうか。
■記念写真を比べてみましょう
2レース制ということは、予選が2回、決勝が2回。パルクフェルメに戻ってきたドライバーは計量後、マシンとともにカメラマンのリクエストに応える形でポーズをとりますが、まずは第1戦予選最速だった野尻選手のお写真がこちら。
続いて、第1戦決勝優勝のリアム・ローソン選手。まったく同じやないかいっ! いや、いいんですけどね、編集者的視点からすると、バリエーションをつけたいところなのです。翌日の予選では、変化が生まれることを期待しましょう。
……逆サイドに移りました。ポーズ取る方も大変ですよね、分かります。今季はこの流れが続くのでしょうか。
と思いきや、第2戦決勝では別バージョンが! 開幕ラウンドを見る限り、野尻選手とローソン選手は今季このシーンに恵まれそうな予感がするので、できれば(アロンソさんやベッテルさんみたいな感じで)『野尻ポーズ』『リアムポーズ」みたいなオリジナルのポーズを考案していただけると、編集部としては非常にありがたいです!
上の写真のあと、やはりこちらのポーズも撮影。タイヤメーカー的にも重要なポーズですからね!
第2戦の決勝トップ3会見は、いつもと少し違う雰囲気に。不振と怪我から復活して3位表彰台を得た山下健太選手の涙には、その場にいた記者たちも驚き、必死に言葉を搾り出す姿を固唾を飲んで見守りました。感極まる山下選手に、横に座った野尻選手からそっと出された“助け舟”がまた、泣けましたね(ふたりのやりとりはぜひ、こちらでお読みください!)。
■急速に日本に馴染みつつあるリアム・ローソン
さて、ここからは開幕戦で爪痕を残しまくっていたローソン選手特集です。まずはこちら、中央は昨年スーパー耐久に出場されていたマーティン・ベリーさん。オーストラリア人のベリーさんは、かのアジアン・ティー・カフェ『Gong cha(ゴンチャ)』の創業者ですが、今回はニュージーランド出身のローソンさんの応援にかけつけていたようです。
ピット内にはローソン選手のお習字も。なかなかのお手前で。あれ、その奥になんかぶらさがっているぞ……。
こちら、オールブラックス(ラグビーのニュージーランド代表)仕様のハローキティでした。ローソンさん、ポーズありがとうございます。
ヘルメットの車載カメラに映る位置には『リアム』。コース上のみならず、いろいろな角度で早くも日本に馴染みつつあるようですね〜。
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さて、いかがだったでしょうか、SF写真アラカルト。第3戦鈴鹿はもう、来週末。今度もトピックにあふれるレースになることを期待しましょう!