投稿日: 2017.05.04 10:03
更新日: 2017.05.04 10:07
更新日: 2017.05.04 10:07
スーパーGT第2戦富士:「パフォーマンスを引き出すチカラ」がGT300の勝敗を分ける?
Ryuji Hirano / AUTOSPORTweb
迎える決勝は、これまでのコメント同様、「タイヤのパフォーマンスを出し切った」ところが上位に来るのは予想ができる。ただ、500kmというレース距離に加えて、2回のピットイン義務づけがあることが予想を難しくする。
特にGT300の場合は、車種によって給油にかかる時間が異なるのがポイントだ。ブランパンGTシリーズ等では、それを避けるためにピットレーン滞在時間を一定にしている。ここで優位になるのはやはりJAF-GT勢か。GT3のなかでも給油が早い車種、燃費がいい車種もあり、気付いたら順位が大きく変わっていることもある。「片岡にマージンを20分くらい作ってもらわないと(笑)」という谷口のコメントは誇張だが、ポールからスタートするグッドスマイル 初音ミク AMGは、ハードめのタイヤで高いアベレージを築きつつ、なるべくピットイン時に失うタイムを稼いでいく作戦だ。
また、500kmというレース距離では、セーフティカーが出たりという可能性もあり、それがまだレースを左右するかもしれない。いずれにしろ、タイムも僅差であるGT300のレースは、まったく読めない。