EIcars BENTLEY TTO スーパーGT第2戦富士 レースレポート
コメント
井出有治選手
成績自体は決して良くはありませんでしたが、このクルマのセットアップの方向というか、ワークスの考え方と、僕らが良かれと思っていることの違いが決勝で確認できました。
予選ではストレートがずっと遅かったんですが、車高とかセットアップをがらりと変えたら、ベントレーらしく決勝では急に速くなって。そのあたりをしっかり検証して、良くなった理由を確認すれば、次のオートポリスでは結果も出せると思います。
阪口良平選手
最初のスティントと最後のスティントを僕が担当したんですが、最後は井出選手の履いたタイヤのままで行きました。その状況において、タイトコーナーでは立ち上がりでスロットルを開けると、すごいオーバーステアになってしまい、トラクションコントロールを超えちゃう領域で、ワイドなラインが取れなかったんですが、逆に止めて立ち上がっていく感じの運転を心掛けたら、かえってタイムも安定したし、無交換でも行けたので、まだまだ行ける感じはしましたね。
低速域をもっと詰めていきたいですね。こうやってしっかり結果を出して、これからも一歩一歩確実にやっていきます。
寺本監督
まだ我々は新参者で、このクルマも新しくて他に日本のレースで走らせている人はいないので、とにかく情報がないから、ひとつずつやってみて積み重ねていくしかないという中では、また一つステップアップできたかな、と思っています。
レースになると、そんなに試せる時間がないので、公式練習、予選、決勝と、すべてがトライに、チャレンジになっているので、そこでひとつずつ積み上げて行けば、階段は上がっていけると思います。
次のオートポリスではもちろんさらに上を狙って、確実に。すぐみなさんの期待に応え、前の方を走るというわけにはいかないですけど、少しずつ上がって行きたいと思います。