更新日: 2016.05.05 02:56
コバライネン「チームのために良い結果が得られて嬉しい」
2016年5月4日
トヨタ自動車株式会社
モータースポーツマーケティング部
SUPER GT 第2戦 FUJI GT 500km RACE
コバライネン/平手組LEXUS RC Fが2位、ロシター/平川組が3位表彰台
後方スタートの36号車、6号車も追い上げ4位、5位入賞
富士スピードウェイでSUPER GTの第2戦が行われ、ヘイキ・コバライネン/平手 晃平組DENSO KOBELCO SARD RC F 39号車が2位に入り、コバライネンにとって初表彰台を獲得。9番手スタートのジェームス・ロシター/平川 亮組 KeePer TOM’S RC F 37号車が3位となり、2戦連続の表彰台獲得を果たした。
![DENSO KOBELCO SARD RC F](https://cdn-image.as-web.jp/2016/05/05025117/12-300x200.jpg)
SUPER GT第2戦「FUJI GT 500km RACE」が5月3日(火)、4日(水)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。
ゴールデンウィーク開催の富士ラウンドは、例年非常に多くのモータースポーツファンが集まる人気のイベント。富士スピードウェイでのSUPER GTは春と夏の2回開催されるが、春の今大会は500kmの長丁場で争われるため、ピットストップが通常の1回に対し、最低2回必要。戦略及びチーム力も要求されるタフなレースとなる。
LEXUS勢にとって富士はホームコースであり、LEXUS SC430時代には2回にわたってトップ4を独占、それ以前のトヨタ スープラの時代も得意としてきた。しかし、LEXUS RC Fに代わってからの2年間は2位を2回獲得しながらも未勝利。悲願の「ホーム」での初勝利を目指し臨んだ。
◆予選◆
5月3日(火)は、朝の公式練習時には晴れ間も覗いていたものの、午後に入ると空は雲に覆われ、やや涼しい気候の下で午後2時半よりノックアウト方式の予選が行われた。
GT500クラスは午後2時50分よりQ1開始。上位8台がQ2へ進出する。15分間のセッションながら、序盤は誰も動かず、7分ほど経過したところで全車コースイン。タイヤを温め、各車タイムアタックに入った。
終了直前のラップで好タイムをマークした石浦宏明のZENT CERUMO RC F 38号車が4番手、ヘイキ・コバライネンがドライブしたDENSO KOBELCO SARD RC F 39号車が6番手でQ2進出を決めた。
一方、終盤までQ2進出圏内につけていたジェームス・ロシターのKeePer TOM’S RC F 37号車は、最後の最後に逆転され惜しくもQ2進出ならず。
WedsSport ADVAN RC F 19号車は11番手、au TOM’S RC F 36号車は13番手とタイムを伸ばせず。WAKO’S 4CR RC F 6号車は走路外走行でタイム抹消となり、最後尾15番手でグリッドが確定した。
この予選Q1は3番手から10番手まで0.5秒差という僅差の争いとなったが、LEXUS RC F勢のQ2進出は2台のみという厳しい結果となった。
午後3時35分から12分間で行われた予選Q2も、序盤の4分間は動きがなく、残り8分あまりという所から各車コースイン。終盤にタイムが塗りかえられていく中、「富士マイスター」立川祐路の38号車が最後のアタックで1分27秒台に入れ3番手グリッドを獲得。平手晃平の39号車も渾身の走りで、38号車と僅か100分の4秒差の5番手となった。
GT300クラスでは、TOYOTA PRIUS apr GT 31号車の嵯峨宏紀が周回ごとにタイムを更新。4輪脱輪によりベストタイムを抹消されたが、セカンドベストタイムで11番手につけ、Q2進出を決めた。
TOYOTA PRIUS apr GT 30号車は17番手、SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車が29番手でQ1敗退、決勝スターティンググリッドが確定した。
午後3時15分から12分間で行われた予選Q2では、中山雄一が担当した31号車が徐々にタイムを上げていき、3番手グリッドを獲得。予選は2列目からスタートを切ることとなった。