更新日: 2017.07.23 11:55
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 スーパーGT第4戦SUGO 予選レポート
LMcorsa レースレポート:SUPER GT 第4戦予選・スポーツランドSUGO
LMcorsa Super GT, Racing Reports 2017 Vol.8-1
Round4:SPORTS LAND SUGO. 2017/07/22
予選結果:3位(エントリー28台)
天候:曇り、コース状況:ドライ
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AUTOBACS SUPER GT シリーズ第4戦SUGO GT300㎞ RACEの予選が7月22日(土)にスポーツランドSUGOで開催された。5月21日(日)にオートポリスで行われた第3戦から約2カ月ぶりのレースとなったが、夏休み最初の週末ということもあり、土曜日の予選からたくさんのお客さんがサーキッ
トを訪れた。
今シーズンも飯田章と吉本大樹のベテランコンビでGT300クラスに挑んでいるLMcorsaは、新型車両の『SYNTIUM LMcorsa RC F GT3』を投入。第3戦までを振り返ると、3戦すべてで確実に完走を果たして第2戦富士大会では粘りの走りで8位に入賞。ドライバーズポイントは両ドライバーとも16位、チームランキングは14位となっている。
そしてチームは、第3戦と第4戦の2カ月のインターバルの間にスーパーGT合同テストに2回、タイヤテストに2回の計4回のテストに参加。
鈴鹿サーキットで2回、スポーツランドSUGOで1回、富士スピードウェイで1回と、しっかりと走り込みを行い、中盤戦以降のレースに向けてマシン、タイヤともにきっちりと仕上げてきた。
チーム、ドライバーともに、さらにワンステップ進歩したことを感じ取っていたが、それは今回の土曜日午前中に行われた練習走行で証明された。
チームは練習走行で予選を想定したシミュレーションを吉本、飯田の順番で行い、タイヤも柔らかい方と硬い方の両方を投入。
飯田が26周、吉本が19周を走行し、予選に向けてのタイムアタックでは吉本が1分19秒670のベストタイムをマーク。
このタイムを上回るドライバーは最後まで現れず、練習走行をトップで終える。まさに、チームがここまで一丸となって取り組んできたことが結果として表れ、予選への期待も高まった。