更新日: 2017.08.06 12:04
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 スーパーGT第5戦富士 予選レポート
予選
午後の予選直前までサーキット上空は厚い雲が覆っていたが、予選が開始される14時35分には青空が広がっていた。
Q1を担当したのは今回も飯田で、Q1突破を目指してタイムアタックに挑む。しかし、練習走行と気温、路面温度はほとんど変わらずにマッチングに苦労しながらの走行となってしまう。
結果、飯田は1分39秒347がベストタイムとなり、23位という結果で2戦連続のQ2進出とはならなかった。
これによりQ2担当であった吉本は、残念ながら予選でドライブする機会はなかった。予選は23位となったが、前戦SUGOからの良い流れがチーム内にあるので、明日の決勝では上位進出を目指していく。
ドライバー/飯田章
前戦からいい流れになってきているので、予選は厳しい状況でしたがなんとかQ1突破をと思って挑んだのですが、あと一歩届きませんでした。決勝は今日よりも暑くなってくれれば、タイヤも本来の性能を発揮してくれるので上位進出を狙っていけるはずです。
ドライバー/吉本大樹
今日は少し厳しい状況にありましたが、その中でもセットアップで期待の持てる方向性を見つけ出すことはできました。これまでのテストなどで積み上げてきたものが、しっかりと形になってきているので後方からのスタートにはなりますが決勝に向けてはポジティブですね。
前戦SUGOからの流れを断ち切らないためにも、明日の決勝では序盤から追い上げていってトップ10以内でのフィニッシュを目指していきます。
監督/小藤純一
台風の影響もあり、想定していた天気にならず路面温度的には10~15度くらい低い状況でした。そのため持ち込んだタイヤのマッチングに苦労した1日になってしまいました。でもマシンのバランスはいい状態になっているので、決勝の温度が上がってくれれば巻き返しを図っていけると思っています。
レースは何が起こるか分からないので、最後まできちんと走り切ることができれば結果を出すことができるはずですから。