スーパーGT:D’station Racing 2017年第7戦タイ レースレポート
Satoshi Hoshino Team Principal
今回はPCCJ最終戦のため現地へは行けませんでしたが、鈴鹿からタイミングモニターを見ながら応援していました。D’station Racingの立ち上げ初年度として、今季二度目の表彰台獲得は率直に嬉しいですし、難しいレースで結果を掴んでくれた、ドライバーやチームスタッフには本当に感謝をしています。また、7戦中6戦でポイントを獲得でき、チーム総合力の向上も実感しています。最終戦のもてぎはポルシェ得意のサーキットですから、優勝で終われるように頑張ります。沢山の応援をありがとうございました。
Kazuhiro Sasaki General Manager
今日はチームの頑張りと作戦が実りましたね! レインタイヤでスタートするところを、スリックでいく選択をしましたが、うまくいきました。序盤のスヴェン選手の速さはすごかったです。さすがポルシェのファクトリードライバーだと痛感しました。後半の藤井選手も『抜かさせない!』という意地と、彼らしい技が実ったのではないでしょうか。ふたりのドライバーに感謝ですね。次戦は今季最終戦ですが、今年素晴らしいレースをいくつも見せてもらったので、最後はきっちりといい結果を残して終わりたいですね。
Toshiaki Takeda Team Director
監督としては嫌な雨でしたが、事前にミーティングもしていましたし、やるべきこともやっていたので、落ち着いて対応することができました。周囲の状況を見ながら『ウエットタイヤだろう』と思っていたので、総監督が『スリックだ!』と言ったのは驚きましたが(笑)。でも、総監督は勝負師ですし、スヴェン選手の速さを信じていました。作戦としては想定の真逆になりましたが、ドライバーの頑張りと経験、そしてノーミスで作業してくれたスタッフの頑張りと、最善のレースができたのではないでしょうか。
Tomonobu Fujii Driver
予選順位から考えると、3位という結果は本当に嬉しいです。スタートでは本来ウエットタイヤでしたが、スヴェン選手がやってくれると信じていましたし、佐々木総監督の「絶対にスリックだ!」という言葉が決め手になりました。難しい状況でチームの対応もタイヤも素晴らしかったです。終盤は本命ではないタイヤでアンダーステアが苦しかったですが、守り切れて表彰台に登れて満足しています。全体のチーム力も高いですし、強さもみせられました。最終戦へいい流れなので、優勝を狙っていきたいです。みんなに感謝ですね。
Sven Müller Driver
二度目の表彰台に登れてすごく嬉しいよ! 予選はあまりうまくいかなかったので、リスクを負ってでもスリックタイヤでスタートしたんだ。最初の8周くらいはすごくドライブが難しかったんだけど、クルマはすごく良かったよ。僕たちは1回ストップを選んで、首位まで上がることができたけど、ドライではライバルたちが少し僕たちより速かったね。でも、最後まで順位を守れて本当にハッピーだ。次のもてぎは初めてで、藤井選手から多くを学ぶことになるけど、彼と僕のヨーロッパでの経験を活かして、いい結果を残したいね。
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